キャンプ用「薪ストーブ」買う前に知っておきたい5つの知識【入門編】

【知識その4】煙突を自分のテントの「どこから出すか?」を考える

薪ストーブ煙突設置

気に入った薪ストーブを見つけたら、自分のテントに設置するシミュレーションをしてみましょう。

「煙突の出口」は一番大事なポイント

薪ストーブを設置する場合、テントの生地や天井の高さも大事ですが、一番大事なポイントは、「テントのどこから煙突を出すのか?」を決めることです。

バランゲルドーム 薪ストーブ

理由は、煙突をうまく設置しないと、テント内に煙が逆流したり、(煙突の熱で)テント生地が燃えてしまう危険もあるからです。

煙突の出口は「上」か「横」の2択

テントから出す煙突の出口位置は、テントの「真上」か「横」になります。

薪ストーブ煙突の出口

そして煙突の最適な出口は、次の2点によってほぼ決定します。

  1. 薪ストーブの構造
  2. テントの構造

この2点について詳しく解説していきます。

(1)薪ストーブの構造「本体と煙突の接続位置」

まず薪ストーブ本体と付属する煙突を接続する位置が「縦方向」か「横方向」かが重要なポイントになります。

(2)テントの構造「上部に煙突を出す適当な出口があるかどうか?」

前述した薪ストーブ本体と煙突の接続が「縦方向(上向き)」の場合、

テント上部に(ダブルファスナーなどの)煙突を出せる適当な隙間が作れれば、そのまま煙突を上に伸ばして出口にします。(テント生地を守るテントガードについては後述します)

テントからの煙突出口

テントの上部に煙突を出せる隙間が構造上作れなければ、テントに穴を開けて「フラッシングキット」という煙突を出す専用パーツを使って、煙突を出す方法もあります。

フラッシングキット

テント生地によっては穴を開けられない素材(ポリエステル生地など)のテントもあるので、その場合はテントの横から煙突を出します。(横引きといいます)

薪ストーブ横引き

横引きの場合、薪ストーブ本体と煙突の接続位置が「横方向」のタイプを選んだ方が設置が楽です。

薪ストーブ本体と煙突の接続位置が「横方向」の代表的な薪ストーブ

薪ストーブ本体と煙突の接続位置が「横方向」の代表的な薪ストーブ

どうしても接続位置が縦方向の薪ストーブを横引きしたい場合は、煙突の角度を90度曲げる専用パーツ(L字型煙突)を使う方法もあります。

煙突の曲がりが多かったり、横に引く長さが長過ぎると、上昇気流がうまく作れずに煙がテント内に逆流することがあるので注意しましょう。

テント生地を守る「煙突ガード」は必須

薪ストーブが燃焼をはじめると、煙突は高温になります。もちろん素手では触れません。

テントガード自作

テント生地に高温になった煙突が直接当たると、生地が燃えてしまう(溶けてしまう)ので、テント生地と煙突の間を断熱する「煙突ガード」というプロテクターが必要です。

自作した「煙突ガード」。傘立てと断熱材とネジを使って作りました。

自作した「煙突ガード」。傘立てと断熱材とネジを使って作りました。

煙突ガードは断熱材などを使って自作したり、メーカー純正の製品を使ったりします。

横から煙突を引く場合は、テント幕のすぐ近くに薪ストーブを置くことになるので、断熱材を使ってテントと薪ストーブの間に「壁」を設置しておくと安心です。

薪ストーブの炉壁

テントに必要な煙突の長さを確認

テントの天井高を把握して、必要なら煙突を高くする延長煙突を用意しましょう。

薪ストーブの延長煙突

煙突が低すぎると、煙突効果が無くなって(上昇気流がうまく作れずに)煙がテントの中に逆流してくることがあります。

バランゲルドーム 薪ストーブ設置

延長煙突は、煙突の径(直径の長さ)を間違えないように注意しましょう。

【その5】薪ストーブ以外に必要なアイテムをチェックする

煙突の出口を考えた後は、薪ストーブ本体以外に必要な道具をチェックしましょう。

最低限必要な道具

薪ストーブをキャンプで使うためには、

  • 耐熱グローブ
  • 火ばさみ
  • 灰かきスコップ
  • 一酸化炭素警報器

は最低限必要です。

あると便利な道具

次に、必ず必要では無いけど、あると便利な道具を紹介していきます。

着火剤

薪ストーブの火を起こす時には、「着火剤」があると便利です。

ファイヤーサイド ファイヤースターター

薪ストーブを専門に扱っているファイヤーサイド社の着火剤「ファイヤースターター」は、1個で6〜8分くらい燃え続けるので、焚き付けの木材に安定して着火することができます。

薪ストーブ用の温度計

薪ストーブ用温度計

薪ストーブ用の「温度計」があれば、薪ストーブ内の燃焼具合が把握しやすくなります。

薪ストーブ用温度計設置

写真(↑)のように、薪ストーブの上に直接置いて使用します。

温度計を見て、薪ストーブの温度が350℃を超えないように薪をくべていくと、効率よく燃焼させることができます。

灰取り用のバケツ(火消し壺)

薪ストーブを片付ける時に、炉内に残った灰を入れておくバケツがあると便利です。

灰取り用のバケツ

僕は焚き火の時にも使っている、フタ付きの「火消し壺」を灰取りバケツとして使っています。

灰捨て場が無いキャンプ場では必須アイテムです。

まとめ

「薪ストーブを導入する前に知っておいた方が良い知識」について詳しく解説させていただきました。

時計型薪ストーブ

薪ストーブは確かにハードルが高いと感じる部分が多いかもしれません。

でも、事前にしっかりとした知識を身につけておけば、薪ストーブ導入は想像していたよりも簡単にできます。

薪ストーブにかける多少の手間は、いつの間にかキャンプでの楽しい時間に変化します。

そして薪ストーブで暖まりながら過ごすキャンプの時間は、何とも言えない格別なものに感じます。

薪ストーブを検討されている方に、ご参考になれば幸いです(^^)

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キタガガ

キャンプが好きでブログ「キャンプ200gください」を書いています。

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