キャンプで「ボニーク」を賢く使う方法
オウチごはんの質をレベルアップしてくれるボニークが、アウトドア料理で活躍しないはずがありません。
キャンプなどでボニークを実際に使ってみて、僕が行き着いた「キャンプでボニークを賢く活用する方法」を紹介させていただきます。
まず前提として、(当たり前ですが)ボニークは電源がないと使えません。
キャンプ場でボニークを使って、最初から調理するのであれば「電源付きサイト」の利用が必要です。
キャンプ場にあるほとんどの電源付きサイトは、1000Wまで使えることが多いので問題なく使用できます。(ボニークの使用電力は最大800W)
しかし、実際にキャンプ場でボニークを使ってみると何かと面倒です。
電源サイトの料金支払い、調理スペースの確保、延長コードの準備、鍋に炊事場で水(5L)を入れたり捨てたり、など…面倒なことが多いな。
「あらかじめ調理して持っていく」のがオススメ
ボニークを使ってキャンプ場で美味しいお肉を食べるために、僕が行き着いたイチオシの方法は、
です。
キャンプの前日に、調理した食材を冷蔵庫へ
まずは、自宅でキャンプの前日に調理した食材を、ジップロックに入れたまま冷蔵庫に入れておきます。
そして当日、ジップロックごとクーラーボックスに入れてキャンプ場に持って行きます。
キャンプ場では焼き目を付けるだけで完成!
あとは食べたい時間の少し前にクーラボックスから出して常温に戻し、スキレットなどで焼き目を付ければ完成です。
この方法ならキャンプ場で手間もかからず、美味しいお肉のメイン料理が簡単に完成します。
グループキャンプでも喜ばれる
グループキャンプなどの大人数でキャンプをする時も、ボニークで下準備したお肉をササっと焼いてお皿に盛るだけで素晴らしい一品料理になります。
【注意】ポータブル電源は使えない
ボニークは最大800wの電力を使用するため、ほとんどの「ポータブル電源」は残念ながら利用できません。
ポータブル電源の電力は100W〜400Wのものが多いから、800W使用するボニークは難しいわね。
ボニークを使う時に「便利な道具と調味料」
以下の道具や調味料があると、効率的に作業ができたり、料理の味をレベルアップできたりします。
【1】ジップロック「フリーザーバッグ」
食材を入れるジップ袋はたくさんの種類が販売されていますが、ボニークで使うならジップロック(旭化成)の「フリーザーバッグ」がおすすめです。
おすすめの理由は、以下の4点です。
- 耐熱温度が100℃なので安心。
- 二重のジッパーで液漏れが無い。
- 厚手な素材で破れにくい。
- タブが付いていて開閉がしやすい。
サイズはL、M、Sとありますが、4人家族の食材を調理するくらいなら個人的にMサイズが使い勝手が良いと思います。
Mサイズだと、500〜600gのブロック肉がピッタリ入るくらいのサイズ感です。
1枚あたりの単価が安い「90枚入りの大容量タイプ」がおすすめです。
【2】アルミホイル
長時間ボニークで調理していると、鍋のお湯が蒸発して少なくなってしまいます。(お湯が少なくなると警告音が鳴りボニークが止まってしまいます)
アルミホイルを使って鍋にフタをしておくと、蒸発を防ぐことができます。
【3】ポリエチレン製 使い切り手袋
調理前に生肉を触る時は、衛生上ポリエチレン製の使い切り手袋を使用しています。
調理後に食材を包丁で切るときも、ポリエチレン手袋を使うと、あとで手を洗う手間が省けて便利です。
【4】オイルスクリーン(油はね防止)
最後の仕上げに焼き目をつけるとき、油はねを防いでくれる便利な道具です。
普段、揚げ物をするときにも大活躍しています。
【5】エピキュリアン カッティングボード(まな板)
エピキュリアンのカッティングボードは、雑菌が侵入しにくい天然木の繊維を合成した素材を使用している耐久性の高い「まな板」です。
そのまま盛り付けにも使えてしまえるので、とても重宝しています。
丈夫な割に板が薄いので、キャンプに持って行く時もかさばりません。
僕はLサイズとSサイズの両方を使っています。
【6】黒瀬のスパイス
低温調理前の食材に下味をつけたり、調理後に振りかけたり、何にでも使える美味しいスパイスです。
お肉、魚、野菜、何でも使える便利な調味料で、何にでも使っているのですぐに無くなって困っています(笑)
【7】戸村本店の焼肉のたれ
宮崎県ではシェア50%を超えるほど人気な「戸村本店の焼肉のたれ」。
お肉の下味を付けるのに、この「戸村のたれ」で漬け込んでおくと、中毒性の高い「やみつき」な味に仕上がります(笑)
他の料理でも味付けに困ったら、このタレを使うと不思議と何とかなってしまうほど優秀です。
BONIQ PRO(ボニークプロ)との違い
低温調理器ボニークには、プロモデル「BONIQ PRO(ボニークプロ)」が存在します。
ボニークプロは業務用
ボニークは家庭用、ボニークプロは業務用です。
ボニークと比べて、ハイパワー(800W→1200W)になって、設定温度に到達する時間短縮ができたり、防水仕様(IPX7)になっていたりします。
出典:ボニーク公式ページ
普通のボニークと比べて値段が高いので、家庭で使用するならProモデルでなくても十分だと思います。(個人的にはデザインがカッコいいので欲しいのですが)
まとめ
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」について詳しくレビューさせていただきました。
ボニークを使用してから、お肉をはじめとする食材をより美味しく調理できるようになり、毎日の食生活が豊かで楽しいものになりました。
「これからも色んな料理に挑戦したい」と思わせてくれる素晴らしい調理器です。
おすすめです!