ランタン種類のまとめ
キャンプで使う全てのランタンは「明かり」と「燃料」というシンプルな組み合わせであることがわかりました。
この組み合わせの中から自分のキャンプスタイルに一番フィットするランタンを選んでいくと、自分にとってのベストランタンが見つかるはずです^^
いろいろなスタイルに使える「おすすめランタン」
ランタンの種類を踏まえたうえで、僕が(失敗を重ねながらw)購入してから現在までずっと使い続けている「いろいろなスタイルに幅広く使えるオススメのランタン」をご紹介します。
【1】明るさとコストが最高の「ケロシンランタン」
コールマン 639Cケロシンランタン(明かり:マントル・燃料:灯油)
グループキャンプや家族キャンプなどで広い範囲を明るく照らすには、マントル系ランタンがとても重宝します。
中でもコールマンの639Cは、燃料に灯油を使うためランニングコストもかなり抑えられます。(一晩中使ってもコストは80円以下!)
「マントル+石油燃料」ランタンの中でも、コールマン639Cは点火時の炎上や加圧時のトラブルが無く、初心者でも扱いやすいモデルです。
【2】手軽さで選ぶならコンパクトな「たねほうずき」
スノーピーク・たねほうずき(明かり:LED・燃料:電池)
スノーピークの名作「たねほうずき」は手軽さNo.1のコンパクトLEDランタンです。
コンパクトながら明るさは必要十分(60ルーメン)で、光量も簡単に調節できます。
光の色も機械的な白色ではなく、やさしい暖色系なので他のランタンと併用して使う時も違和感がありません。
マグネットが付いているので、スチール製のタープポールやワンポールなどにくっつけて使用できるなど、工夫次第で色々な使い方ができます。
【3】キャンプの雰囲気を上げてくれる「ノクターン」
スノーピーク ノクターン(明かり:炎・燃料:ガス缶)
玄人好みの「炎系ランタン」の中で、自信を持ってオススメできるスノーピークの「ノクターン」
ノクターンのゆらめく炎がテーブルの上にあるだけで、キャンプ気分が盛り上ります。
出典:スノーピーク
ガス燃料を使用するのでメンテナンスも点火作業も楽ですし、収納もコンパクトで場所を取りません。
炎系ランタンは少しのガスで長く使えるので、ガスランタンやガスバーナーで使った残りが少ないガス缶(OD缶)をノクターンで使うこともできます。
【番外編】一つあると便利な「ヘッドライト」
マイルストーン MS-B2(明かり:LED・燃料:電池)
ランタンではありませんが、ヘッドライトは頭に装着するため 自分の視線の先だけ明るくできる利点があります。
特に家族キャンプの場合、子供たちが寝静まってから作業をする時にランタンを再点火すると明るさで起こしてしまうことが良くあります。
こういう場合ヘッドライトを使えば(見たいところだけ明るくできるので)子供を起こしてしまうことがありません。しかも照らしたまま両手が使える優れものです。
キャンプ場で消灯時間を過ぎた暗い中での作業(張り綱の確認や、荷物の探し物など)に超便利です。
【その他】キャンプ場に持って行くランタン選びのヒント
キャンプ場に持っていくランタン選びで、その他に目安となるヒントを2つお話します。
【ヒント1】キャンプ場の夜間照明はどの程度あるのか?
キャンプ場によって夜間照明がしっかりある所と、夜間照明があまりなくて暗い所と差が結構あります。
夜間照明があまり無いキャンプ場では、ランタンは多めに持っていった方が安心できます。事前に確認しておくと良いでしょう。
【ヒント2】焚き火はする?しない?
もし夜に焚き火をするようであれば、焚き火はその周りを照らす立派な明かりの一つになります。
夜に焚き火をするつもりであれば、持っていくランタンは(焚き火をしない時よりも)少なめでも大丈夫です。
まとめ
たくさん種類のあるランタンも、「組み合わせ」を理解するとそれぞれの長所や短所が把握でき、選びやすくなります。
ランタン選びはキャンプの目的や時期などによって、最適なランタンがそれぞれ違うので難しさもありますが、だからこそ選ぶ楽しさや醍醐味もそこにあります。
いろいろな種類のランタンの特性をしっかりつかんで、自分のキャンプスタイルとって最適なランタンを選びましょう!
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