「シェルコン」という愛称でキャンパー達から支持されているスノーピークの収納ボックス「シェルフコンテナ」
今回は「シェルフコンテナ」を実際に使ってみてわかった「良い点・悪い点」などについて詳しく解説していきます。
スノーピーク「シェルフコンテナ」とは?
スノーピーク「シェルフコンテナ」は、「収納棚を持ち運ぶ」という新しい発想の収納ボックスです。
名前からわかる「シェルフ+コンテナ」の意味
「収納棚を持ち運ぶ」発想で作られた「シェルフコンテナ」は、一台で二つの機能を持ち合わせています。
- 【機能1】収納して運搬する「コンテナ」機能
- 【機能2】変形して「棚(シェルフ)」として使える機能
収納棚を持ち運ぶ「棚(シェルフ)」と「収納(コンテナ)」の二役をこなすので「シェルフ+コンテナ」という名前になりました。
(「棚」と「収納」の機能については、詳しく後述します ^^)
シェルフコンテナの種類「25と50」の違い
シェルフコンテナは2種類のサイズ展開(25と50)があります。
出典:スノーピーク
シェルフコンテナ「25」は25リットルの積載容量があり、「50」は50リットルの積載容量があります。
積載容量のサイズが、そのまま名前となっているんですね(^^)
シェルフコンテナ【4つの良い点】
それではシェルフコンテナを実際に使ってみて感じた「4つの良い点」について紹介していきます。
【良い点1】美しいデザイン
シェルフコンテナは愛着を持って長く使える「シンプルで美しいデザイン」です。
始めに「デザインありき」ではなく、「機能性を追求した結果、美しいデザインになった」感じが伝わってきます。
自宅にそのまま置いておいても、インテリアとして違和感はありません。
スチール(メッキ鋼鈑)の無骨な感じが好きで、僕はキャンプ道具を入れたまま自宅のリビングに置きっ放しにしています。
【良い点2】重ねて置ける
シェルフコンテナは重ねて置くことができる構造になっています。
最大で3つまで重ねることが可能です。
重ねてもズレない構造なので、車にも重ねて積み込めます。
走行時の振動やブレーキなどで荷崩れの心配もなくて安心です。
【良い点3】変形して「棚」になる
シェルフコンテナは、下図のようにカタチが変形して「棚」になります。
変形させて「棚」として使用する場合、約45度の角度でコンテナが開きます。
変形して棚になることで、コンテナを上から覗き込まなくても、中に何が入っているのか確認できます。
コンテナの中身を直感的に確認できるだけではなく、棚からの道具の出し入れもとても楽です!
コンテナを変形させても3段重ねが可能です。
変形させた後は、稼動箇所を「ロック」できるため、安全面も配慮されています。
【良い点4】テーブルとしても使える
シェルフコンテナの上に「天板」を置いて、テーブルとして使うこともできます。
僕の場合は、(自作が苦手だし面倒なので^^;)同じスノーピーク製の「Myテーブルステンレストップ LV-038」を天板として使用しています。
このステンレストップ、本来はスノーピーク「Myテーブル竹(LV-034T)」というテーブルを熱から守るために取り付けて使用するものです。
このMyテーブルステンレストップが、(偶然にも?)シェルフコンテナ25の上にピッタリ収まります。
そしてシェルフコンテナが「簡易テーブル」に早変わりします。
シェルフコンテナを変形させても、ステンレストップをテーブルとして置くことができます。
ロースタイル(テーブルやイスが低いキャンプスタイル)なら、シェルフコンテナの二段重ねの上にテーブルを置くと、ちょうど良い高さです。
これでシェルフコンテナは、「収納ボックス機能」 +「棚機能」+「テーブル機能」と一台で三役もこなしてくれるようになります!
シェルフコンテナ購入時の「注意点」
今まで述べて来たようにシェルフコンテナ は、「積み重ね」と「棚になる」ことが最大のメリットです。
よってシェルフコンテナを2つ以上買わないと、「最大のメリット」を100%活かすことができません(^^;;
購入時は思い切って2つ以上買うことを、強くオススメいたします!
シェルフコンテナ「4つの悪い点」
【悪い点1】重い
シェルフコンテナは材質がスチール(鉄)でできているため、けっこう重いです。
- シェルフコンテナ25 重量3.6kg
- シェルフコンテナ50 重量5.5kg
単体ですでに3〜5kg以上あるシェルフコンテナに、さらにキャンプ道具を入れるため(最大積載量は20kgまで)、合計すると相当な重さになります。
キャンプ場に着いてから、駐車場からシェルフコンテナを持って運ぶ距離が長いと、筋肉痛になる確率が高そうです(^^;
【悪い点2】車の積載に場所を取る
鉄の素材で守られた重厚なシェルフコンテナは、車に積み込む時に十分な「車載スペース」が必要になります。
特にシェルフコンテナ50は、実際はかなりの大きさ(405×625×270mm)なので、購入前に「車に積み込みができるか?」確認が必要です。
重ねて置けるため、車高が高い車に積み込む場合は、重ね置きができない他のハード系(固い)収納ボックスよりも便利です。
【悪い点3】他と比べて値段が高い
同じサイズ感の収納ボックスと比べると、値段が高いです。
シェルフコンテナ の「デザイン性」と「機能性」が、自分にとって「値段に見合うかどうか」立ち止まって考える必要があります (^^;;
【悪い点4】店頭在庫が少ない
残念ながらシェルフコンテナはいつも店頭在庫が少なめで、欠品していることが多いです。
出典:スノーピーク
店舗に在庫が無いと、実際に手に取って検討することができません…
もうちょっと店頭に在庫があると助かります(^^;
まとめ
スノーピーク「シェルフコンテナ」についてレビューさせていただきました。
キャンプ場まで運ぶ時は「収納ボックス」、キャンプ場では「棚」として1台で2役使えるシェルフコンテナ。
僕はシェルフコンテナをキャンプで座るイスの近くに置くことで、道具の出し入れがイスに座りながらできるようになり、手放せなくなりました! オススメですよ(^^)
コメント
[…] ◆スノーピーク「シェルフコンテナ」使ってわかった良い点・悪い点(レビュー) この記事で良いところと悪いところを詳しく紹介してくれています。 […]