今回は、クラウドファンディング国内最大級のCAMPFIREさんの「アウトドアグッズ特集」のレビュアーとして、Panorama knife(パノラマナイフ)という日本初登場のスイス製ナイフを2本(マローヤナイフとユニバーサルナイフ)詳しくレビューいたします。
パノラマナイフの以下のポイントについて、詳しく紹介させていただきます!
- パノラマナイフとは?
- マローヤナイフとユニバーサルナイフの特徴と感想
- 実際にいろんなシーンで使ってみた
- 使ってわかったパノラマナイフの魅力
- マローヤとユニバーサルどっちがおすすめ?
”パノラマナイフ”とは?
パノラマナイフってなぁに?
今からパノラマナイフのことがよくわかる”特徴”を3つ紹介するね!
(特徴1)すべての製造をスイスで行っている
Panorama Knife(パノラマナイフ)は、スイス生まれのナイフブランドです。
スイスを代表する工業生産品といえば、時計とかナイフが思い浮かぶよね。
パノラマナイフは、アルプス山脈にあるスイスの小さな村に工場を構えて、すべての製造を行っています。
出典:Panorama knife
実際に手に取ると、熟練された職人技で作られたクラフト感が伝わってきます。
(特徴2)アルプス山脈を模した独特な刃のデザイン
パノラマナイフの特徴はブレード(刃)のデザインにあります。
ナイフには、スイスから見える美しいアルプス山脈のパノラマが刻まれています。
山の名前と高さが刻み込んであるんだね!
出典:Panorama knife
山が好きな人にもたまらないデザインね!
(特徴3)世界で数々の賞を受賞
出典:Panorama knife
パノラマナイフの製品が評価され、世界で数々の賞を受賞しています。
- キッチンイノベーション・オブ・ザ・イヤー 2019
- Startfeld diamant 若手起業家賞2014
- IDEE- SUISSE スイスイノベーション賞2014
- プロモーションギフト賞
- Bestswiss 2015
- START賞
たくさんの受賞歴があるんだね。
「マローヤナイフ」と「ユニバーサルナイフ」をそれぞれ使ってみた
今回はCAMPFIREのクラウドファンディングに挑戦しているパノラマナイフの「マローヤナイフ」と「ユニバーサルナイフ」を使ってみたので、その特徴と感想をレビューしていきたいと思います。
the Maloja Knife(マローヤ ナイフ)の特徴
マローヤナイフの”マローヤ”とは、スイスの名所であるMaloja Pass(マローヤ峠)から名付けられています。
スイスのマローヤ峠
マローヤナイフは、いわゆる”折りたたみ式”ナイフです。(フォールディングナイフと言います)
折りたためることでコンパクトになって手軽に持ち運べるし、使わないときは刃をたたんでおけるので、置き場所に困らないこともメリットの一つです。
剥き出しの刃の状態でテーブルとかに置きっぱなしにするのは、ちょっと抵抗があるもんね。
続けて、マローヤナイフのサイズ感をみていきます。
折りたたんだサイズは約11cm。
ブレードを展開した全長サイズは約18.6cm(刃のサイズは約7.5 cm)
重さは122g。手にしっかり馴染む重量感です。
刃の材料はオーストリアの鉄鋼会社Böhler(ボーラー)社 のN690材。刃持ちが良く、耐腐食性も高い、高級なステンレス鋼を使っています。
ウォールナットで仕上げられた美しいグリップが個人的に好みです。
「マローヤナイフ」を使ってみた感想
マローヤナイフを使って、キャンプなどのアウトドアシーンで使い勝手を試してみました。
バトニングで薪を細かく割る
マローヤナイフはブレード(刃)に、しっかりと厚みがあることが特徴(3mmの厚み)です。
この厚みのあるブレードを使って、太い薪を細かく割る「バトニング」を試してみました。
バトニングとは、薪の割りたい箇所にナイフの刃を当てて、刃の背側から(薪などで)衝撃を与えて細かく薪を割ることです。
今回は針葉樹を使ってバトニングをしましたが、木の目に逆らわないように刃を当てて行うと、簡単に刃が薪に食い込んで、簡単に薪を割ることができました。
フェザースティックを作る
バトニングで小割りにした薪を、マローヤナイフを使ってさらに薄く削って、焚き火の時に着火しやすくするための「フェザースティック」を作ってみました。
ナイフの刃が木材にスムーズに入ってくれて、フェザースティックを簡単に作ることができました。
なかなか良い切れ味です!
メタルマッチで焚き火に着火
メタルマッチ(別名ファイヤースターター)とは、マグネシウムなどの金属で火をおこす道具のことです。
ナイフの背部分を使って、メタルマッチ(ファイヤースターター)で焚き火に着火してみました。
ナイフを使って焚き火を着火させるのってテンション上がります。
ブッシュクラフト
キャンプ場の川沿いにあった流木を拾って、マローヤナイフで簡単なブッシュクラフトに挑戦してみました。
刃で流木の小枝を簡単に切り落とすことができます。
木の枝を削って、先端を鋭くすることもスムーズにできました。
マローヤナイフのおかげで、現地で調達した枝や流木を使ってブッシュクラフトを楽しむことができました。
食材のカットや調理
キャンプ飯を調理する際、食材のカットもマローヤナイフが活躍してくれます。
マローヤナイフは折りたたみ式なので、必要な時にポケットから出してサッと使えるところが便利に感じました。
例えば、小腹が空いた時に、おつまみのビニール袋をナイフでサッと切れ込みを入れ、封を開けて(↓)、
そのまま綺麗にカットして、すぐに食べることができるのは地味に便利で快適でした。
食材の調理も、マッシュルームの薄切り(↓)や、
分厚いステーキ用のお肉も(↓)難なく切ることができます。
マローヤナイフは刃が短めなので、もっと大きめの野菜やお肉を切る場合は、後述する刃先の長いユニバーサルナイフの方がよりスムーズに切ることができます。
Universal Knife(ユニバーサルナイフ)の特徴
次に、もう一つのナイフ「ユニバーサルナイフ」を紹介します。
ユニバーサルナイフは、マローヤナイフと比べて刃先が細く長いのが特徴です。
ナイフ全体の長さは約25.9cm 。刃のサイズは約15cm。
刃の厚みは約2mm。(マローヤナイフは3mm)
薄くて長い刃は、いろんな大きさの食材をカットすることに向いています。
重さはちょうど100g。
ウォルナットの木で作られた持ち手を握ると、軽くて手によくなじみます。
刃の素材は、ドイツ規格協会のEN規格に基づいたステンレス鋼(材料番号 1.4116)。ナイフはもちろん、外科用器具の製造にも採用されるほど優れた硬度と耐腐食性を持っています。
ユニバーサルナイフを使ってみた。
マローヤナイフと比べて刃先が長いユニバーサルナイフ。
ユニバーサルナイフは刃の厚みが2mmと薄めなので、先述したマローヤナイフのように薪を割ったり枝を切ったりすることには向いていません。
むしろ、”刃が薄く長い”という長所を活かして「食材を切る」ということに特化したナイフと言えます。
キャンプごはんでは、ニンニクの薄切り(↓)や、
バゲットなども、とても楽に切ることができました。
焼きたてのステーキをカットする時にも活躍してくれます。
ホットサンドを2つに切り分けたり
ユニバーサルナイフの不規則なギザギザ刃は、焼き過ぎたホットサンドの焦げ落としにも活躍してくれました。
ユニバーサルナイフは折りたたみ式ではないため、ロールケースに入れて持ち運びをしています。
ロールケースは、いろんなカトラリーをしまっておけたり、展開もできるので重宝するよ!
自宅でも使い勝手が良い”ユニバーサルナイフ”
ユニバーサルナイフは、自宅のキッチンでも活躍しています。
例えば、トマトも薄く切ることができるし、
分厚いお肉も簡単ににカットすることができます。
特に、包丁では切ることが難しいバゲットのカットもスイスイ切れます。今まで使っていたパン切り専用ナイフよりも、鋭く切ることができるので、キャンプで使わないときは我が家のキッチンにいつも待機しています。
私の妻もキッチンで愛用しています。
使ってわかった「パノラマナイフの魅力」
さいごに、実際に使ってみてわかった2本のパノラマナイフの「魅力」や「おすすめポイント」をお伝えしたいと思います。
(魅力1)美しいデザインに思わずテンションが上がる
まずは、パノラマナイフの作り込まれた美しいデザイン性がキャンプシーンにマッチして、テンションが上がります。
思わずキャンプに持って行きたくなります。
キャンプで使っているときはもちろんですが、自宅で使っていてもアウトドアな雰囲気を感じることができます。
あと、個人的に気に入っているのが握りやすいグリップのデザイン。グリップに触れるたびにウォールナットの温もりが伝わってきます。
(魅力2)パノラマナイフがあれば、キャンプでの調理は困らない
パノラマナイフがあれば、キャンプでの食材のカットで困ることは全くありませんでした。
キャンプでキッチン包丁ではなく、ナイフを使うって気分が上がりますよね。
(魅力3)切れ味も良くて満足
初めてパノラマナイフを見たときは「不規則な刃で本当に食材が切れるのだろうか?」って正直思ってました。
実際に切ってみたら、驚くくらいの切れ味で食材を切ることができました。
不規則な刃のエッジは、見た目の美しさだけじゃないんだね。
(魅力4)メンテナンスが楽
ナイフの素材はステンレス鋼なので、錆に強く手入れが楽です。
使い終わったら、中性洗剤を使ってスポンジで軽く洗うだけでOKです。
(魅力5)キャンプでは、ちょっとしたことにナイフを使うことが快適で便利
ナイフがあれば、木を削ったり、ちょっとしたものを切り分けたり、ビニール包装を開けたりという”ちょっと面倒に思うこと”もササっと快適できるので気持ちが良いです。
今までキャンプナイフを使ったことがなかったので、もっと早くナイフを持っておけば良かったと思いました。
「マローヤ」「ユニバーサル」どっちのナイフがおすすめ?
マローヤナイフとユニバーサルナイフ、どっちがいいの?
まずは1本ということであれば…
マローヤナイフがおすすめの方
キャンプやアウトドアなど、どこにでも持ち運んでいろんなことに使いたい方は、マローヤナイフがおすすめです。
ユニバーサルナイフがおすすめの方
逆に、調理を優先して食材の切りやすさで選ぶならユニバーサルナイフをおすすめします。
【総評】パノラマナイフは「思わずキャンプに持って行きたくなるナイフ」だった
美しい山脈のパノラマがデザインされた刃を使って食材を切る作業は不思議とテンションが上がるし、切れ味も良いし、ナイフを使って木を削ったり、焚き火の準備をしたり、、いろんなキャンプでの作業がパノラマナイフを使うことでワンランク深みが出るように感じました。
今までは自宅のキッチン包丁をキャンプに持って行っていましたが、これからはキャンプテーブルに置いておくだけでも雰囲気が出てくれる2本のパノラマナイフを持っていきたいです。
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