家族でキャンプをはじめてから、数年がたちます。そして、その気持ちは時々訪れます。
そろそろ新しいテントが欲しい…
とうとう、この時期が来てしまいました。どうしても新しいテントが欲しくなる時期があるんです(笑)
今までのテント遍歴
まずは、家族キャンプで現在使用しているテントについてご紹介します。
アメニティドームM(スノーピーク)
言わずと知れたスノーピークの優良なエントリーモデル。はじめての家族キャンプからこのアメニティドームを使っています。スノーピークの商品は、アフターメンテナンスもしっかりしていて何かトラブルがあった時も安心です。
リビングシェルロング(スノーピーク)
アメニティドームだけでは寒い時期にキャンプができなかったので、オールシーズン使える幕として購入。幕の中にストーブを入れて暖をとりながらコットで寝たり、アメニティドームのインナーを中に入れたり、連結したりして使っています。
今まで頑張ってくれたテントたちに感謝の気持ちを込めつつ、今までのテントの不満点について述べたいと思います(笑)。
今までのテントの不満点
テントの設営に時間がかかる
リビングシェルロングの中にアメニティードームのインナーを入れたり、連結したりして使用することが多いため、両方を設営する必要があります。
リビングシェルロングの設営に20分、アメニティードームに20分、合計40分。設営に慣れてもこのくらいの時間がどうしてもかかってしまいます。もう少し設営時間を短縮したい!
テントの組み立て方が分かりづらい
慣れてしまえば簡単になってくるのですが(リビングシェルロングとアメニティードームは、スノーピークの中で設営がかなり簡単だと言われている)、設営のコツがわかるまでに少し経験値が必要です。
僕の場合、組み立てのコツがわかるまでは取扱説明書と にらめっこしながらテントを組み立てる必要ありました。
また、構造的にシンプルとは言えないので、子供に最初から完成までテントの設営を手伝わせづらいと思います。(ペグ打ちだけとかなら可)
なぜかというと、子供に設営の方法を簡単に伝えることがなかなか難しく、合計で40分かかる設営時間に子供が途中で飽きてしまうのです。(^^;
お隣さんのスノーピーク率が高い
キャンプ場では、お隣さんが同じスノーピークになる確率が高いです。
特に最近にスノーピークの人気はすごくて、キャンプ場の7割以上がスノーピークという場面も出くわします。トイレから帰ってきた子供が少し迷うレベル(^^;;
お隣と同じテントでうれしい気持ちもあり、ちょっとみんなと違うテントにしたい気持ちもあり。。(笑)
例えて言えば、海外旅行先で日本人に会った時の安心感と、気恥ずかしさが同居する感じ(笑)
テントの室内が狭い
アメニティードームの室内は、天井高が低い(150cm)せいもあって、どうしても全体的に狭く感じてしまいます。
現在のアメニティードームの役割は、「寝るとき」と「着替える時」だけに使用する感じ。
また、リビングシェルロングの場合は、直接地面にコットを置いて寝る場合は室内は広いですが、虫が出る時期になると、アメニティドームのインナーテントを設置しないと厳しいです。(子どもも僕も虫が苦手)
新しいテントへの家族の要望
新しいテントの検討にあたって、当然ながら家族の要望も取り入れなければなりません。
だって、一緒に行けてなんぼですから (^o^)/
妻「もうちょっとオシャレな、かわいいテントがいい!」
ですよねー。スノーピークもおしゃれですが、ちょっと男っぽいというか、カワイイというよりはカッコイイ感じなんですね。
奥さんは、あたたかみのあるコットン生地のテントが希望なようです。
子供たち「テントの中でもっと遊びたい!」
今のテントは寝る時、着替える時、しか使っていない。。子供たちは、テントの中でもっとアクティブに遊びたいんだそうです。
そして「床があるテントがいい!」と口をそろえて言います。それは、寝転がったり、テントの中で三点倒立や側転がしたい。らしいです(笑)
新しいテント みんなの要望まとめ
- 見た目オシャレでカワイイ。
- 4人家族で広々使える。(天井が高い)
- フロア(床)部分がある。
- 設営が簡単。(子供も手伝える)
- 家族のみんなが、「このテントならキャンプ行きたい!」と思ってくれる。
購入候補に上がったテントたち
上記の要望を満たす候補に上がったのは、いわゆるワンポール型テント(ポールで床と天井で固定するタイプ)。そしていずれもコットン系の生地でできたテントです。
キャンバスキャンプ シブレー500
canvascamp(キャンバスキャンプ)SIBLEY(シブレー)500。(500というのは「ボトムの直径が500cmですよ」という意味です)
コットン100%の生地を使っていて、上品な外観。そして、テントの中は直径5メートルの円形の床に天井高3メートルの高さの空間があり広々してます。
ノルディスク アスガルド19.6
NORDISK(ノルディスク)Asgard(アスガルド)19.6。(「19.6」というのは「床面積が19.6平方メートルですよ」という意味です)
シブレーと比べると、ボトム面(床面)の広さや天井高ははぼ同じで、ボトムからの立ち上がりがちょっと長い。
ノルディスク ウトガルド13.2
同じくNORDISK(ノルディスク)Utgard(ウトガルド)13.2。(この数字13.2も床面積が13.2㎡あるという意味です)
ウトガルドはシブレーやアスガルドと違って、床面が長方形の形をしているので、見た目は小さなおウチみたいでカワイイ。しかし、床面積だけで比べるとちょっと小さめか?
どのテントも家族全員の要望を十分に満たす良いテントに見えます。ま、、迷う。。
ベル型テントの弱点
比較検討しているうちに、アスガルドやシブレーなどのボトムの形が円形の「ベル型テント」は2つの弱点があることがわかりました。
【弱点1】室内の有効面積が少ない
ベル型テントは、床になるボトムが円形のため荷物を置くとデッドスペースが多くなります。つまり、室内の有効面積が少なくなってしまいます。
家に例えると、丸い部屋に四角の家具が置きづらい感じ。
【弱点2】区画サイトに張りづらい
そして、もう一つの弱点は、四角の形をしている区画サイトに円形のテントを設置するのは、サイトの残り有効面積が少なくなってしまうことです。(フリーサイトの場合は問題ないですが)
区画サイト内に、テントが張れてもタープが張れない。。なんてことがありそうです。
家に例えると、長方形の土地にギリギリの円柱形の家を建てると、残った土地が活用できる場所が限られてくる感じ。
ウトガルドの場合は、、
ウトガルドはボトム面が長方形の形をしているので、以下のようにベル型テントの2つの弱点をカバーできます!
室内の有効面積も問題なし
もともとウトガルドは長方形の床なので、効率よく荷物が配置できます。
区画サイトの設営も余裕あり
区画サイトにウトガルドを配置しても、残りの面積に余裕がありそうです。
これは、ノルディスクのウトガルドに大きなアドバンテージがありそうです!
ノルディスク ウトガルドに決めた理由
ノルディスク ウトガルドが、ベル型テントよりもアドバンデージがあることがわかったところで、さらに購入の決め手となった理由は以下の通りです。
室内空間の広さ
最大天井高240センチという自宅並みの天井高。子供が寝っ転がったり、三点倒立したり、側転したりできます。
まさに4人家族が余裕で過ごせる空間がそこにあります。
設営が簡単
テントの床にポールを立ち上げて設営する。というシンプルさ。はじめから最後まで子供たちもお手伝いができます。
設営は15分くらいで完了。今までかかっていた設営時間の半分以下です。
デザイン
妻も気に入るオシャレでかわいい家みたいなデザイン。子供たちも気に入ったみたいです。
区画サイトに設営可能
ウトガルドの4.3m x 3mの長方形の床面積は、長方形の区画サイトを有効に使えます。
テントを張った後の残りの場所に、余裕を持ってタープを立てられます。(^ ^)
ノルディスク ウトガルドと一緒に買ったもの
ノルディスク カーリ20 (タープ)
同じノルディスクのコットンタープ「ノルディスク カーリ20」(ちなみに20も面積です。タテ4mxヨコ5m=20㎡)
このタープはウトガルドと同じ生地(ポリコットン)を使っていて、一緒に使うと相性抜群! さらにこのタープはウトガルドに連結できます!
グランドシート(自作)
ウトガルドの下に敷くグランドシートは、シルバーシートをカッティングして自作しました。
まとめ
家族が全員一致で新しいテントをノルディスクのウトガルド13.2に決めました。結果、家族キャンプがより楽しく、快適に過ごせています!
また家族全員でウトガルドに決めたので、家族みんなが愛着を持ってくれているかもしれませんね。
そして、これからもスノーピークのリビングシェルロングやアメニティードームもキャンプの種類に応じて並行して使っていきたいと思っています。(^ ^)
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