スノーピークの小型LEDランタン「たねほおずき」。
キャンプを始めた時から、ずっと使い続けているお気に入りキャンプ道具のひとつです。
今回は、スノーピークの小型LEDランタン「たねほおずき」について、以下のポイントを詳しく解説していきます。
- たねほおずき「7つの特徴」
- 使用する前に気を付けたい「4つ5つの注意点」(2022.6 加筆 1つ増やしました)
- たねほおずき「ちょっと便利な使い方」
たねほおずき「7つの特徴」
【良い点1】とってもコンパクト
「たねほおずき」は とってもコンパクトな大きさ。手のひらに余裕で乗ってしまうサイズです。
小さくて軽いので、持ち運びの時もキャンプ道具のちょっとした隙間に入れて運ぶことができます。
【良い点2】あたたかみを感じる「暖色LED」
たねほおずきのLED電球は、あたたかみを感じる「暖色LED」を使用しています。
自宅や職場などでよく使用されている青味がかった「白色」のLEDでは、キャンプ場の雰囲気とあまり馴染みません。
あたたかみのある「暖色LED」は、アウトドアの雰囲気と良く馴染みます。
【良い点3】強力マグネットで引っ付く
たねほおずきは、ループ部分にマグネット、本体の上部にマグネットキャッチが付いている特殊な構造になっています。(↓下図参照)
この強力なマグネット構造でランタンをしっかりと固定します。
テントやタープのフック部分に簡単に引っ掛けて、マグネットでしっかりと固定することができます。
さらに、このマグネット構造を利用して、スチール製のタープポールや、テントのワンポールなどの磁石に付く素材に、マグネット部分を引っ付けて直接吊り下げることができます。
この方法で車の天井部分に たねほおずきを付けると、荷物探しが便利です。
【良い点4】かわいいデザイン
飽きのこないシンプルな、愛着のわくデザイン。
ついつい色違いをもう一つそろえたくなります(^^;
【良い点5】手に入りやすい単4電池(3本)で動く
たねほおずきの電源は、単4電池(3本)を使用します。
もし電池切れになっても、単4電池なら予備を持って行きやすいのが利点です。
万が一 電池を忘れても、(コンビニなど)どこでも手に入りやすいので助かります。
電池は何度も繰り返し使える「充電式」がおすすめです。
【良い点6】明るさ調節ができる
電源スイッチを長押しして、好みの明るさでスイッチから指をはなす事で、明るさを調節することができます。
光の「ゆらぎ機能」も搭載
たねほおずきには、ロウソクの炎のような「ゆらめき」を演出する「ゆらぎ機能」も搭載されています。
ゆらぎ機能によって、炎がゆらいでいるかのような雰囲気が楽しめます。
【良い点7】キャンプ以外でも使える
自宅や旅行などのキャンプ以外のシーンでも「たねほおずき」は活躍してくれます。
(例1)自宅の寝室
寝室で寝る前に本を読んだりするときに、出窓のカーテンレールに(マグネットで)引っ付けて使用しています。
(例2)旅行先のホテル
家族旅行などでホテルに泊まるときにも、たねほおずきは役立ちます。
たねほおずきを使えば、子供達が寝静まったあと、部屋の照明を明るくすることなくカバンから必要な荷物出し入れできます。
(例3)災害時
地震や台風などの災害時に、停電してしまった時にも役立ちます。
たねほおずき「4つの注意点」
【注意点1】ほどほどの明るさ
たねほおずきは、ガソリンランタンのような目を覆うほどの眩しい明るさではありません。
最大光量は60ルーメン
たねほおずきの最大光量は60ルーメン。1000ルーメン以上のLEDランタンもある中で、たねほおずきの光量は「ほどほどに明るい感じ」です。
ソロキャンプでは、たねほおずき1つでいけるかもしれませんが、家族キャンプでは他のランタンとの併用が必要です。
特に大きなテントの室内で使うには、たねほおずき1つでは少しちょっと物足りません。2つは欲しいところです。
【注意点2】はじめての操作方法が分かりづらい
電源スイッチの場所がわかりずらく、はじめて使う時は操作方法に戸惑います。
一度コツをつかんでしまえば、誰でも簡単に操作できます。
〈たねほおずきの操作方法〉
- 本体の電球部分を長押して電源を入れます。
- 最初に1回LEDがフラッシュしたら指を離します。
ちょっと特殊な操作方法ですが、電球部分を電源スイッチにすることで、ザックの中などで誤って点灯してしまう誤作動を防止するメリットがあります。
【注意点3】シェードに埃がつきやすい
シェード部分の素材がシリコンゴムなので、ホコリなどの汚れが付きやすい欠点があります。
シェードだけ取り外して洗える
シェードは取り外して水洗いすれば、ホコリは簡単に取り除けます。
汚れが気になってきたら、水洗いしてあげましょう。
【注意点4】シェードが外れやすい
シェードが外れる構造になっているため、持ち運びの時などに、はずみで外れてしまうこともあります。
外れたシェードを紛失しないよう注意が必要です。
もしシェードを紛失しても、スノーピークの店舗にパーツ注文ができます。
- 品名:ソフトシェード
- 品番:XES-040-01
- 値段:400円(税抜き)
別売りでアクセサリーパーツとして、蓄光素材のシェードも出ています。
出典:スノーピーク
【注意点5】電池の➕➖がわかりにくい(対策方法あり)※2022.6.8 加筆
たねほおずきの電池(単4)を入れ替える時、電池の+とーがとてもわかりにくいのが短所とも言えます。
パッと見て、どちらがマイナスでどちらがプラスなのかわかりません。
対策としては、油性ペンで+とーを書いてあげるとわかりやすくなります。
こうすれば、電池の入れ替えの時に迷いません。
その他「たねほおずき」の便利な使い方
【便利1】ガラスコップに入れると美しい
たねほおずきをガラスコップなどに入れて点灯させると、ガラスのカット面に光が屈折して美しい間接照明になります。
デュラレックスのピカルディ(↑写真)というガラスコップは、強化ガラス製なので衝撃にも強くキャンプでも愛用しています。
ピカルディを重ねると、さらに複雑に光が屈折して美しくなります。
【便利2】強力マグネットでネックライトに
たねほおずきを シャツの襟元にマグネットループを利用して取り付けると、ネックライトとして使うことができます。
ネックライトとして使用すると、両手が自由に使えるので暗いところでの作業がはかどります。
【便利3】スノーピーク「チタンマグ220」にピッタリはまる
同じスノーピーク製品の「チタンダブルマグ220」にジャストサイズで入ります。(シングルマグ220も同様)
スタッキングが好きな方にはたまらないサイズ感です。
たねほおずきは専用ケースが無いので、贅沢なケースになりますね(笑)
【便利4】グループキャンプで他と間違えない工夫
グループキャンプなどたくさんのキャンパーと過ごすキャンプでは、他の人が同じたねほおずきを持っていたりして間違えてしまうことがあります。
他と間違えない工夫として、ダイソーなどの100円ショップで売っている「手芸用のヒモ」を使って、自分のたねほおずきに目印を付けておくと便利です。
まとめ
スノーピークの小型LEDランタン「たねほおずき」について詳しく解説させていただきました。
僕はキャンプに行くときは、毎回たねほおずきを必ず持って行きます。
「たねほおずき」をまだ使ったことが無い方は、ぜひ試してみてくださいね。きっと何個も欲しくなりますよ(^^)