北海道の道央地区にあるマオイオートランドは、その地区で最も人気のある高規格キャンプ場の一つとして知られています。
僕も家族で北海道キャンプ旅行に行った際、同じ地区のキャンプ場を比較検討してマオイオートランドを選びました。合計3泊マオイオートランドにテント泊しましたが、とても満足のいくキャンプ場でした(^ ^)/
今回のブログでは、旅で大満足だったマオイオートランドキャンプ場について大きく4つのポイントに分けて、詳しくレポートしていきます。
- マオイオートランドのテントサイトについて詳しく紹介
- マオイオートランドの素晴らしい7つのポイント
- マオイオートランドの気をつけておきたい3つの注意点
- キャンプ場内の設備やその他の情報について
テントサイト紹介
まずは、マオイオートランドのテントサイトについて詳しく紹介します。
(画像引用:マオイオートランド)
マオイオートランドでテントを張るサイトは全部で3種類あります。
- スタンダードカーサイト
- フリーテントサイト
- キャンピングカーサイト
まずはそれぞれのサイトについて解説していきます^^
区画サイト(スタンダードカーサイト)
マオイオートランドには、車をサイト横に駐車できる「スタンダードカーサイト(区画サイト)」が27区画あります。
駐車スペースの奥にテント、駐車スペースの隣にタープを張るスタイルが一般的だと思います。
区画サイトの広さは、ものすごく広くもなく狭くもない、いわゆる必要十分なスペースです。僕が使用したテントとタープは比較的大きめなもの(ノルディスク ウトガルドとカーリ20)なのですが、余裕を持って設営できました。
隣のサイトとを仕切る垣根がないため、広く感じます。また、すべての区画サイトに電源が供給できます。
フリーテントサイト
フリーテントサイトは、決められたスペースに、好きなようにテントとタープを張ることができます。
しかしながらテントサイト横に車を駐車できるスペースが用意されていません。
まずはキャンプ場内に車で入って、フリーテントサイトに近い道路にいったん車を停めて、荷物を降ろしてからキャンプ場外にある指定駐車場に駐車します。
フリーテントサイトと指定駐車場との距離は徒歩3分〜5分くらいあるので、ちょっと遠い印象です。
キャンピングカーサイト
基本的にカーサイトと変わりありませんが、駐車スペースが広くとってあります。また、各サイトに個別の電源があります。
マオイオートランド 6つの素晴らしいポイント
続いて、マオイオートランドで僕が感じた「晴らしいポイント」を6つに分けてお話しします。
【良い点1】芝生と木々に優しく包まれたテントサイト
テントサイトには芝生が生い茂り、各所に立派な木が植えてあり、テントサイトにいるとホッとします。
また植えてある木のおかげで適度に木陰ができて、暑い日でも涼しそうです。
【良い点2】蛇口からお湯が出る!
キャンプ場の中央にある共同炊事棟では、各シンクに一つずつお湯が出る蛇口があります。
キャンプ料理は油モノが多いので、食器などの洗い物に大変重宝します(^ ^)
【良い点3】売店の価格が良心的
一般的なキャンプ場の売店は、通常の小売価格と比べて割高な価格であることが多いのですが、マオイオートランドの売店は価格が良心的です^^
何より個人的にうれしいポイントは、缶ビールの値段も良心的なこと。ストックしてあるビールが切れた場合でも、いつでも冷えたビールが売店で買えるので安心です^^
しかも売店は朝7時半から23時(!)まで営業しています!
【良い点4】当日でも雨ならキャンセル料金無料!(驚)
もしも当日に雨が降ったら「雨が降っているのでキャンセルします (´∀`; )」という理由でキャンセルしてもキャンセル料が発生しません!
【良い点5】道央観光の拠点として使える最高の立地
マオイオートランドに連泊して、キャンプ場から車で移動して道央地区をいろいろ観光したい場合には、マオイオートランドは札幌、新千歳、富良野、美瑛などの中間地点に位置しているため利便性が良いです。
札幌
車で約50分で札幌市内に到着します。
新千歳
新千歳空港の中にある「ドラえもんわくわくスカイパーク」は子供に大人気。車で約30分で行けます。
富良野、美瑛
富良野や美瑛にも車で約2時間で行けちゃいます。
(富良野のラベンダー畑で有名な富田ファーム)
(美瑛の青い池)
【良い点6】温泉施設が徒歩圏内
マオイオートランドから徒歩4分のところに「ながぬま温泉」があります。
受付でチェックインの時に、一泊につき一人1枚半額チケットがもらえます。
(大人600円→300円 小人300円→150円)
露天風呂やジャグジーもあり、お湯もヌルヌルな気持ちの良い温泉です。
【良い点7】トイレはウォシュレット完備
キャンプ場内にあるすべてのトイレは水洗トイレで、しかもウォシュレット完備です。
個人的にオススメはセンターハウスのトイレ。センターハウスとトイレルームと2重にドアがあるため、トイレの中に虫がいません。(24時間使用できます)
マオイオートランド 3つの注意点
次は、マオイオートランドで気をつけておきたい3つの注意点についてお話しします。
【注意点1】キツネが出没
キツネがキャンパーの食料を狙っています!
キツネは夜中はもちろん、夕方でも現れます。人気のいないサイトを狙って、食べ物やゴミ袋をくわえて持って行ってしまいます。。サイトを離れる時は注意しましょう(^^;;
僕の場合は夜中に水の入ったプラティパスが食い破られていました(泣) 食料やゴミなどは寝る前に処理しておいたほうが良さそうです。。
【注意点2】電源は隣サイトから延長コードで
区画サイトの電源は各サイトにそれぞれ設置してあるわけではありません。3つの並びサイトの真ん中サイトにのみ電源が設置されています。
電源が直接ない両隣のサイトは、電源があるサイトから電源を延長コードで引っ張ってくる必要があります。(延長コードは受付で貸してもらえます)
他のキャンプ場ではあまり見かけないスタイルなのでちょっと戸惑いました(^^;
【注意点3】売店には薪が売っていないので注意
売店には薪が売っていません。焚き火をする場合は事前に買っていきましょう。(ちなみに直火は禁止です)
その他の情報
キャンセル料発生の時期
2日前まではキャンセル料がかかりません。
- 前日キャンセル サイト料の20%
- 当日キャンセル サイト料の80%
また、前述しましたが 当日に雨が降った場合はキャンセル料がかかりません。(こんな気前のいいキャンプ場他に知りません^^)
周辺の買物施設
マオイオートランドは、長沼町の市街地に比較的近い立地のため、車で5分ほど行けばいろんなお店があります。
【最寄りのコンビニ】
セブンイレブン長沼町店(車で3分 1.8km)
【最寄りのスーパーマーケット】
北雄ラッキー長沼店(車で9分 4.1km)
ブヨについて
キャンパーの大敵であるブヨ。 マオイオートランドのスタッフさんに伺うと「(ブヨは)少しはいます」とのことでした。今回は家族の誰も刺されませんでしたが、虫除け対策はしておいたほうが良さそうです。
ゴミの処理
3種類(生ごみ、燃えるゴミ、燃えないゴミ)に分けて指定ゴミ袋に入れてゴミステーションに朝9時半までに出しましょう。
レンタル自転車
マオイオートランドには、場内を走ることのできるレンタル自転車を貸し出しているのですが、中でも親子で乗ることのできる「2人漕ぎ自転車」が人気です。
料金は90分300円でこれも良心的です。
マオイオートランド 施設紹介
センターハウス
センターハウスには、受付、売店、トイレ、コインランドリー、シャワー室などがあります。
トイレとコインランドリーは24時間使用できます。
受付(センターハウス内)
チェックインの手続きはここで行います。またゴミ袋もここでもらえます。
ながぬま温泉(マオイオートランドから徒歩4分)
マオイオートランドから徒歩4分の場所にある「ながぬま温泉」は、源流かけ流しの天然温泉。
温泉は朝9時から夜22時まで営業(受付は21時半まで)しているので、夕食後も余裕を持って温泉に入れます。
また施設内の休憩所も広いので、お風呂あがりの待ち合わせも快適です。
キャンプ場 基本情報
マオイオートランド
・住所 北海道夕張郡長沼町東7線北4番地
・電話番号 0123-88-0700(8:30-17:00)
・チェックイン 13時〜18時
・チェックアウト 11時
・予約開始日 4月10日〜
・営業期間 4月下旬~10月31日まで
・キャンセル料
予約日の前日のキャンセル サイト料の20%
予約日の当日のキャンセル サイト料の80%
・ペット可
・標高:海抜33m
まとめ
北海道道央にあるキャンプ場「マオイオートランド」のブログレポートを最後までお読みいただいてありがとうございます^^
北海道を旅行してマオイオートランドには3泊お世話になったのですが、このキャンプ場は、細かい所までキャンパー目線で考えられている「キャンパーにとって優しいキャンプ場」という感想を持ちました。家族キャンプや初心者キャンプなどに超オススメです(^_^)/