ノルディスク ウトガルドの良い点、悪い点【評価レビュー】

ノルディスクウトガルド

ノルディスクのテント「ウトガルド」を購入して、15回以上キャンプで使用してきました。

今回は実際に使い込んでみて、わかってきた ウトガルドの「良い点、悪い点」について詳しくレビューしたいと思います。

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ノルディスク ウトガルドのスペック

まずは僕が使っているノルディスク ウトガルドのスペックからご紹介します。

ウトガルド

ノルディスク ウトガルド 13.2 (Nordisk Utgard 13.2)

  • サイズ (横)430cm(縦)295cm(高さ)240cm
  • 重量 本体 22.5kg、ジップインフロア 重量 8.9kg(合計 31.4kg)
  • 収容人数 6人
  • 価格 本体 138,240円、ジップインフロア 46,440円(合計 184,680円)
13.2という数字は、テントの床面積が13.2㎡あるという意味です。
ノルディスク ウトガルドは、「本体」と「フロア」がそれぞれ別で販売されています。本体だけでも設営できますが、フロア(床)が無く、床が直接地面になります。(寝るときはコットなどが必要になります)
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ウトガルド「7つの良い点」

ノルディスク ウトガルドの「良い点」について解説します。全部で7つあります。

【良い点1】設営が楽!

ウトガルド設営

ウトガルドの設営は、外側のポールから順番に立てていくだけ。とっても簡単に設営できます。(だいたい15分くらいで設営できます)

ウトガルド設営2

ポールを順番に立てていく作業は、なんだか家の柱を立てていくみたいな作業で、直感的でわかりやすいです。

奥さんや子供たちと一緒にストレスなく設営できます(もちろん一人でも楽にできます)。

ウトガルドの設営方法とコツについては下記の関連記事をご覧ください^^(↓)

【良い点2】デザインが可愛い

ウトガルド

ウトガルドのトンガリ屋根の「おうち」みたいなデザインが可愛くて気に入っています。

ウトガルド室内

家族のみんなも今までのテントの中で一番気に入ってくれていて、お手伝いもすすんでしてくれています^^

ウトガルド カーリ

またノルディスクの「アスガルド」はキャンプ場で時々見かけますが、ウトガルドはキャンプ場で同じテントになる確率は少ないです。

【良い点3】室内が明るい

テントの生地が白を基調とした明るい色なので、室内も明るく感じます。

【良い点4】天井が高い

一番高いところで240cmの天井高があります。大人が立ったままの状態でいろんな動作ができるのでストレスがありません。

【良い点5】風通しが良い

メッシュ部分が多いので、風通しが良く快適です。

二つある出入り口とその横の壁面を全てメッシュにできるので、風がよく通り抜けます。

まぁ真夏の昼間は暑いですけどね。。(汗)

【良い点6】タープ Kari20(カーリ20)と連結できる

ノルディスクのレクタ型タープKari20(カーリ20)とウトガルドを連結することができます。

ウトガルド カーリ 連結

カーリ(タープ)のポールを差し込む穴(2つ)に、ウトガルドの入り口のポールの出っ張りを直接差し込むことができます。

連結すると、雨の日は、テントから濡れることなくタープに移動できて便利です。

ウトガルド カーリ

また、ウトガルド(テント)とカーリ(タープ)は同じ色なので、統一感があってきれいです。

ノルディスクのタープ(kari)は、「カーリ」と記載があったり、「カリ」と記載があったりしますが、同じタープのことです。しかしKariは長方形(レクタ)や菱形(ダイヤモンド)、12や20などの大きさの違いなどがあります。今回の記事で連結しているのはKari20のレクタタイプのタープです。

【良い点7】室内が広々使える

ウトガルド 室内

室内が長方形の床なので、キャンプ道具や荷物を壁際にピタッと置けます。

たくさんの荷物がある場合も、壁際に置けばデッドスペースができずに広々と使えます。

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ウトガルド「7つの悪い点」

続いてウトガルドの残念な点をいくつかご紹介します。

【悪い点1】収納ケースに入れづらい

ウトガルドの収納ケースは、筒状の形(円柱形)をしているので、筒状の先端口からテントをしまわなければなりません。

テント自体が重いので、収納ケースに入れていく作業がけっこう大変です。。

他のテント(スノーピークとかコールマンとか)だと、収納ケースにはファスナーが付いていて、テントをしまう時に入れる口が大きく開くので、入れやすくてストレスがないのですが…(^^;;

ノルディスクの次回の新作にはぜひ改善してもらいたいです( ^ω^ )

【悪い点2】重い

本体とフロアシートの合計で重量は30kg超の重さがあります(本体22.5kg ジップインフロアシート8.9kg)。

僕の場合は重いスチール製のポールをテントの収納と別にしていますが、それでも女性が車から出し入れするのはちょっと辛い感じです。

【悪い点3】白いので汚れが目立つ

ウトガルドのテント生地は明るい白色でとてもキレイなのですが、同時に汚れも目立ちやすいです。

ウトガルド汚れ

例えば、木の真下でテントを張る場合、木からテントに木の樹液などが落ちてきて、汚れが付いてしまうことがあります。

特に松の木は注意が必要です。松の樹液(松ヤニ)がテント落ちると、汚れを取るのが大変です。(^_^;)

【悪い点4】出入口のビニールパーツにファスナーが巻き込む

ウトガルドの出入口のファスナー部分に、ファスナーをグルッとおおっている(雨よけ?の)ビニールのパーツがあります。

出入口のファスナーを開けたり閉めたりするたびに、ファスナーがそのビニールパーツを巻き込んでしまうことがあります。

ビニールを全部はがしてしまいたい衝動に駆られるくらい(笑)うっとおしいです。

【悪い点5】雨の撤収は、カビに注意

雨の日にウトガルドを撤収する場合、撤収してから2、3日の間に雨に濡れたテントをしっかりと乾燥させないと、テント生地に黒カビが発生してしまいます。

ノルディスク 黒カビ

僕はウトガルドを雨の日に撤収して、しつまかりと乾燥させずに放置しておいたら、テントに黒カビが発生してしまいました(泣)

【悪い点6】ペグを打つ本数が多い

ソリッドステーク

最低で18本 ペグダウンが必要です。けっこう疲れます。

【悪い点7】隙間から虫が入ってくる(ことがある)

出入口や本体とジップインフロアのファスナーを閉め切っても、そこには若干の隙間が発生してしまいます。その小さな隙間から小さな蟻が何匹も室内入ってきたことがありました。。

(おまけ) ソロキャンプには大きすぎる。。

ノルディスク ウトガルド

収容人数が6人のテントですから、まぁ当たり前ですね。一人で泊まると場所を持て余します(笑)

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まとめ

今回はノルディスク ウトガルドの良い点と悪い点(残念な部分)についてレビューさせていただきました。

ウトガルド

僕と家族のみんなはノルディスク ウトガルドが大好きで、とても愛着があります。だからウトガルドの悪い点は「それも個性かな〜」くらいの気持ちでいられます。

ウトガルド

なぜなら今回述べた悪い点、残念な点を十分に補って余りあるウトガルドの素晴らしいポイントがたくさんあるからです(キリッ

ノルディスク ウトガルドの購入をご検討の方、興味のある方にご参考にしていただけたら、とても嬉しいです^^


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