「焚き火テーブル」気をつけておきたい”注意点”
数年間 使い続けきて感じた、焚き火テーブルの「注意点」を(全部で6つ)以下に述べます。
【注意点1】重心のバランスが若干劣る
天板に対してスタンド(脚)がやや内側にあり、重心のバランスが他のテーブルと比べて劣ります。
「重いモノはテーブルの端に置かないように」と(天板の裏に)注意書きがあります。
傾斜のある地面では倒れやすい
よって、地面が傾斜している場所(山間のふもとや、湖畔沿いなど)では、重心バランスが取りにくく、テーブルが他のテーブルと比べて倒れやすいので注意が必要です。
傾斜のある場所では、(脚を使わずに)天板だけを直接地面に置いて使用する方法もあります。
天板の下に石を置いて固定すると、バランスよく水平状態にできます。
【注意点2】あくまでサイズは「小さめなテーブル」
焚き火テーブルのテーブルサイズはあくまで小ぶりです。家族キャンプでこのテーブル1台だけだと、物を置く場所に困ってしまうレベルです。
家族キャンプの場合は、焚き火テーブルの他に大きめのメインとなるテーブルが必要です。
もしくは、焚き火テーブルを2台並べて、大きなテーブルとして使う方法もオススメです。
【注意点3】座面が高いイスとは相性が悪い
焚き火テーブルの高さは37cm。やや低めのテーブルなので、座面が高い椅子(ハイチェア)の場合には使いづらく感じます。
焚き火テーブルは、座面が低い椅子(ローチェア)に適しています。
【注意点4】飛び散った油の酸化に注意
揚げ物などの調理で、熱い油が天板に飛び散ることがあります。
この場合、早いうちに油を拭き取っておかないと、油が酸化してテーブル表面に油の跡が残ってしまいます。
油が酸化した箇所は拭き取りにくいため、金属磨き「ピカール」を使って磨くことをお勧めします。
ピカールは、他のキャンプ道具のメンテナンスにも使える便利グッズだよ
【注意点5】脚のネジゆるみに注意
使用していると、スタンド(脚)のネジが、ゆるみが出てくる事があります。
過去に使用中にネジのゆるみに気付かず、ネジが取れて紛失してしまった事がありました。
あわてて製造メーカーのユニフレームさんに連絡したら、ネジとナットのパーツをなんと無料で送っていただけました。(ありがとうございます)
時々、ネジの緩みが無いかチェックしておくと安心だね
【注意点6】類似品に注意
焚き火テーブルは人気商品がゆえに、そっくりな類似品が市場に多く出回っています。
焚き火テーブルのデザインを真似した製品(ほとんどが中国製)は、本物よりも価格が低く設定されています。
類似品を実際に使ったことがないので、商品の評価はできませんが、個人的には本物の「焚き火テーブル」をお勧めします。
なぜなら、困った時のアフターサービスや、将来必要なくなった時にメルカリやヤフオクなどで売るときのリセールバリューの高さなど、「本物」の方が有利だと考えるからです。
焚き火テーブル「便利なワザと工夫」
最後に、焚き火テーブルを使ってきて便利だと感じた「ちょっとしたワザと工夫」について紹介します。
【その1】両サイドの天然木にオイルを塗る
テーブル両端の天然木に、オイル仕上げすると木の劣化を防ぐ効果があります。
オイル仕上げをすると、天然木の色が若干濃くなり、個人的に気に入っています。(愛着が湧きます)
オイル仕上げの方法は簡単で、木工保護に適したオイル(亜麻仁油など)を、ハケやスポンジで塗って乾かすだけです。
僕の使用している「亜麻仁(アマニ)油」は、油の中でも乾きやすく(乾性油)で、値段も手頃なのでオススメです。
他の木製キャンプ道具のオイル仕上げにも使えるよ
【その2】見分けがつくようにシールなどで目印をつけておく
焚き火テーブルは人気が高いキャンプ道具なので、他のキャンパーさん達も愛用している方が多いです。
特にグループでキャンプなどでは、たくさん焚き火テーブルが同じ場所に登場して、誰のなのか見分けがつかなくなる可能性もあります。
僕は取り間違いを避けるために、念のためにテプラで名前シールを貼っています。
先ほど述べた「天然木のオイル仕上げ」をしておいても、他との見分けが付きやすくなります。
【3】2台まとめて運ぶ時の便利グッズ
2台以上の焚き火テーブルをまとめる時には、「パーフェクトバンジーストラップ」が便利です。
パーフェクトバンジーストラップは、伸縮性のあるコードの穴にフックをかけて、キャンプ道具をまとめておくことができる便利アイテムです。
複数の焚き火テーブルをこのコードでまとめておくと、持ち運ぶときや車に積み込む時にズレないので便利です。
車に積んで運転している時も、荷崩れしないので安心です。
他のキャンプ道具をまとめておく時にも便利だよ
焚き火テーブル専用のトートバッグ
ユニフレームから焚き火テーブル専用の「トートバッグ」も販売されています。
ユニフレーム製で専用トートバッグなので、焚き火テーブルが2枚までジャストフィットで入ります。
大きい焚き火テーブル「ラージサイズ」も登場!
2019年7月に、焚き火テーブルの「ラージサイズ(大きめサイズ)」が登場しました。
従来の焚き火テーブルと大きさを比べてみると…
- 通常サイズ :幅55cm × 奥行き35cm × 高さ37cm (重さ2.3kg)
- ラージサイズ:幅70cm × 奥行き45cm × 高さ37cm (重さ3.24kg)
天板の表面積を比べると、
- 通常サイズ :1925㎠(=幅55cm×奥行35cm)
- ラージサイズ:3150㎠(=幅70cm×奥行45cm)
と、ラージサイズの方が、約6割ほど広く使えます。
素材(ステンレス鋼)や、収納の厚み(2.5cm)、テーブルの高さ(37cm)は変わりません。
まとめ
ユニフレーム「焚き火テーブル」について、詳しく解説させていただきました。
使い勝手の素晴らしい焚き火テーブル、我が家ではキャンプに欠かせないものになりました。
丈夫で長く使えるので(5年目)、使えば使うほどに愛着も湧いてきます。
焚き火テーブルを、ご検討されてみえる方のご参考になれば幸いです(^^)
まずは1つあると便利ですよ!(そのうち2つ目も欲しくなってきます)