腕時計をApple Watch(アップルウォッチ)に替えました。
キャンプの時も、とっても使い勝手が良いです!
今回はキャンプとApple Watchの相性について、以下のポイントを詳しく解説いたします。
- キャンプとApple Watchの相性が良い10の理由
- 本当にキャンプで使えるのか?買う前の4つの疑問
- キャンプで便利に使えるApple Watchの設定
キャンプとApple Watchの相性が良い「11の理由」
キャンプとApple Watchの相性が良い「10の理由」を、順番に挙げていきます。
【理由1】キャンプ中、iPhoneを持ち歩かなくても良い
Apple Watchを使う前は、キャンプ中ずっとiPhoneをズボンのお尻ポケットに入れていました。
いつもiPhoneが手元にないと、着信や通知が気になるんだよね。
でも、ポケットに入れたままだとジャマだし、落とす心配もあるわね。
Apple Watchがあれば、iPhoneは手元に無くていい
Apple Watchがあれば、iPhoneを手元に置いておかなくても、あらゆる通知(電話着信、メール・LINEの受信、リマインダーやタイマーの通知など)をApple WatchがiPhoneの代わりに知らせてくれます。
音や振動(バイブレーション)で手元に通知を知らせてくれるから確実にわかるよ。
Apple Watchを使うとiPhoneで通知を確認する手間が省ける
iPhoneの場合、通知がある度に以下のステップが必要です(↓)。
- iPhoneをポケットから取り出す。
- ロック画面を開く(マスクの場合はパスコードを入れる)
- アプリを開いて通知内容を確認する。
- 確認し終えたらiPhoneをポケットにしまう。
- (ポケットにしまう前に、つい他のアプリも気になって開いてしまう。。)
この一連の動作が、キャンプ中は(他にやることもたくさんあるので)面倒に感じます。
Apple Watchがあれば、ただ腕を目の前にかざすだけで通知内容が確認ができます。
一度Apple Watchを使うと、今までiPhoneで確認してきた面倒な手間が省けてとても快適です。
iPhoneの画面を見る時間を減らす事ができるから、時間節約にもなるね。
いわゆるデジタルデトックスってやつね。
【理由2】雨予報を事前に知らせてくれる
天気が変わりやすいキャンプ場では、今後の天気や気温、雨雲レーダーや風速などの情報が とても大切です。
Apple Watchがあれば(いちいちiPhoneを取り出して天気アプリで確認しなくても)現地の天気予報や、これからの気温・風速の変化、雨雲の情報などが手元ですぐ確認することができます。
Apple Watchの無料アプリで、キャンプ場での急な雨などを事前に知らせてくれる便利アプリ(無料)があり、とても便利です。
便利アプリを2つ紹介しますね。
yahoo!天気
無料天気アプリ「Yahoo!天気」は、今いる場所に雨雲が接近すると通知してくれます。
Yahoo!天気
詳しい雨雲レーダーをApple Watchから直接確認できるのも便利です。
yahoo!防災速報(地震・津波)
「yahoo!防災速報」は、豪雨予報や緊急地震速報などを通知してくれるアプリです。
現在いる場所の豪雨情報を、雨が降る前にApple Watchに通知で教えてくれます。
Yahoo!防災速報
川沿いや海沿いのキャンプ場では、万が一の時の河川洪水や津波予報なども通知してくれるので、お守り代わりにいれておきましょう。
【理由3】高い防水性能
キャンプでは、雨での設営・撤収作業、調理や洗い物、川やプールでの水遊びなど、水に濡らす機会が多いので、腕時計に防水機能が必須です。
Apple Watchは、耐水性能50mという高い防水性能を備えています。
Apple Watchを付けたまま、手洗いや洗い物はもちろん、川・海・プールでの使用も問題ありません。(スキューバダイビング、ウォータースキーなどを除きます)
キャンプ場のシャワー、お風呂、温泉にもApple Watchを付けたままでOKです。
僕の場合、夏にはカヤックやSUP(スタンドアップパドルボート)などで子供たちと水遊びする時も、Apple Watchを付けたままにできるので便利です。
【理由4】設営・撤収作業がエクササイズになる
テントやタープなどの設営・撤収作業は、体力を消耗する作業です。
結構しんどいのよね。
Apple Watchの「ワークアウト機能」を使えば、疲れるテントの設営・撤収作業がカラダを鍛えるエクササイズに変身してしまいます。
ワークアウトボタンをタップすると、Apple Watchが設営・撤収の動作を脈拍や歩数などを考慮して、消費カロリーに数値化してくれます。
体力を消耗する設営や撤収を、カロリーを消費するエクササイズに意識を変えることで、目標設定のある楽しいアクティビティになります。
【理由5】方角がすぐに分かる
Apple Watchがあれば「いま自分がどちらの方角を向いているのか」がコンパス機能により、すぐに分かります。
方角をすぐに確認できることで、テントやタープを設営する位置を決定する時に便利です。
例えば、
テントから美しい夕焼けが見たいから「西向き」に設営しよう!
という場合にも役立ちますし、
山登りや周辺散策などで、方角をサッと確認したい時にも便利です。
キャンプでiPhoneのコンパスは、使い勝手がイマイチ
iPhoneの「コンパス」を使って方角を確認することもできますが、「iPhoneパスコードを入力→アプリを開く→方角を確認する」という一連の作業がキャンプ中ではいちいち面倒に感じて、(僕の場合)結局あまり使いませんでした。
腕をかざせば一目で方角が確認できるApple Watchに軍配が上がります。(よく使うようになりました)
【理由6】iPhoneの音量を調整できる
キャンプや運転などでiPhoneから流している音楽のボリュームを、Apple Watchから遠隔操作で調節することができます。
Apple Watchの横に付いているDigital Crown(ツマミ)を回して調節できるよ。
他にも、次の曲にしたり、曲を止めたり、曲の選択、リピート設定などもApple Watchから簡単に操作が可能です。
【理由7】iPhoneカメラのリモコンにもなる
家族やグループでキャンプをする時って、全員そろった写真がなかなか撮れないんだよな。
Apple Watchは、iPhoneカメラのリモコンとして使うことができるので、集合写真や自撮りを遠隔操作で簡単に撮影することができます。
iPhoneが起動していなくても、Apple WatchからいつでもiPhoneカメラを起動できるので(カメラを固定さえしておけば)いつでも撮影できます。
【理由8】調理にタイマー機能が欠かせない
Apple Watchの「タイマー機能」が地味に便利です。
実は、Apple Watchで一番使っている機能かも知れません。
ワンタッチでタイマー設定ができ、タイマー通知を手首に確実に知らせてくれるので、カップ麺を作る時や、パスタの茹でる時など、調理時間を測るのに最適な機能です。
ホットサンドを作るときも、裏返す時間をタイマーで知らせてくれるから焦がす事が無くなったわ!
僕は、コーヒーが大好きなので、豆を蒸らす時間を測る時にも愛用しています。
【理由9】迷子になったiPhoneを探せる
散らかったキャンプサイトで、iPhoneが見つからなくなる時がよくあるのよね。
近くにあるはずのiPhoneが見つからない時は、Apple Watchの「iPhone呼び出し」ボタンをタップすると、iPhoneから音が鳴ったり、ライトが点滅したりして知らせてくれます。
AppleWatchのおかげで、テントの中や寝袋の中から迷子になったiPhoneが効率的に見つかります。
【理由10】ちょっとした懐中電灯になる
Apple Watchの懐中電灯ボタンを押すと、Apple Watchの画面全体が白く光ってライトになってくれます。
夜、真っ暗なキャンプ場で、トイレに行く時とかに懐中電灯やランタンを持っていかなくてい良いので便利です。
new!【理由11】マスクをしたままiPhoneのロックを解除できる
(2021.6 加筆)iOS 14.5 以降を搭載した Face ID 搭載モデルの iPhone (iPhone X 以降)であれば、マスクをつけていてもApple Watchでロックを解除できるようになりました。
マスクをしている外出中、サッとiPhoneを取り出して確認したい時に便利すぎる神機能です。
Apple Watchをキャンプで使う時の「4つの疑問」
実は、Apple Watchを買う前にいくつかの「疑問点」がありました。
キャンプで本当に使えるんかな?
購入前に感じていた「Apple Watchの疑問点」について解説していきます。
【疑問1】液晶画面にキズは付かないの?
キャンプで使って画面にキズは付かないの?
Apple Watchの液晶は「Ion-Xガラス」という強化ガラス(*)が使われており、キズには強い仕様です。
とはいえ、アウトドアの環境下でApple Watchを使用すると、キズが付く可能性が全くない訳ではありません。
液晶修理には2万〜3万円かかります。
キズが心配な時は、付け外し可能な「液晶保護ケース」を。
僕はキズが心配な場合は、取り外し可能なカバー「RhinoShield(ライノシールド)のApple Watch保護ケース」を付けることにしています。
簡単に付け外しができて、Apple Watchのデザインも損なわないので、ハードな環境でApple Watchを使用する場合はこれを装着して出かけます。
カヤックで川を下る時など、液晶が心配な場所に行く時はこのケースを付けるようにしています。
それでも心配な方は、Apple Watchステンレスシリーズを選ぶと、サファイアクリスタルという強度がハンパない液晶になるので安心できます。
【疑問2】キャンプ中、バッテリーは持つのか?
Apple Watchのバッテリーってどのくらい持つの?
アップルの公式見解では、バッテリーの駆動時間は「最大18時間」とされています。
もちろん使用条件などによって駆動時間は異なりますが、僕の使用する環境においては、「一泊二日のキャンプでバッテリー100%の状態で出発して、次の日午前中の撤収でバッテリー残量がギリギリくらい持つ」感じです。
なので、キャンプに行く時は「充電ケーブル」と「携帯バッテリー」は必ず持っていくようにしています。
Apple Watchは1時間あれば80パーセントまで充電できるので、少しのスキマ時間で充電が可能です。(1.5時間で100%充電可能)
充電ケーブルは、非純正品だと「うまく充電できないことがある」とレビュー記事を読んだことがあり、僕はApple純正品を使用しています。
寝るときはApple Watchを「就寝モード(寝ている時は液晶をoffにするモード)」にしておくと、バッテリー消費が抑えられます。(後述します)
【疑問3】iPhone以外は使えないの?
Apple Watchは、いろんなスマホで使えるの?
Apple WatchはiPhoneがないと初期設定ができないため、iPhone以外のスマホとは連携ができません。
例えばアンドロイド端末などでは、使用ができないので注意が必要です。
【疑問4】セルラーモデルとGPSモデル、どっちにするべき?
Apple Watchに「セルラーモデル」と「GPSモデル」があるけど、どっちが良いの?
「GPSモデル」がおすすめ!
結論から言えば、「GPSモデル」をオススメします。
理由は、セルラーモデルはApple Watch自体に通信機能があるため、iPhoneが近くに無くても通信できます。その代わり(通信するため)バッテリーの消費が激しく電池持ちが悪くなります。
おまけにセルラーモデルは毎月通信料が数百円かかっちゃうよ。
僕は、本体の値段が安く、ランニングコストがかからないGPSモデルを選びましたが、使っていて今まで「セルラーモデルの方がよかったなー」と思ったことは一度もありません。
僕がキャンプでよく使う「Apple Watchの便利設定」
Apple Watchの文字盤は、好みに合わせて自由に設定ができるのですが、僕がキャンプで使っているお気に入り文字盤設定を紹介します。
お気に入り文字盤は「GMT」
最近のお気に入り文字盤は「GMT」という文字盤です。
キャンプにぴったりの文字盤です。
この文字盤「GMT」の特徴は、
- 現在時刻の表示がわかりやすい(アナログ表示)
- 四隅に好みのコンプリケーション(機能)を入れることができる(後述します)
- 日の出・日の入り時刻がわかる
- 日付が表示されている(地味に便利)
と、キャンプなどのアウトドア環境と相性がとても良い文字盤です。
キャンプに便利な4つのコンプリケーション
文字盤「GMT」には時計表示の四隅に「コンプリケーション」という機能をそれぞれ表示することができ、文字盤を見ると設定した機能表示の内容も確認できるのでとても便利です。
文字盤に表示している便利なコンプリケーション(機能表示)は以下の4つを選んでいます。
タイマー
キャンプで調理をする時、サッとタイマーを設定できて超便利。文字盤に残り時間も表示されます。
コンパス
文字盤に今向いている方角が表示されます。タップするとより詳しい表示になります。
天気予報:気温
現在地の最高気温と最低気温が表示されます。タップするとより詳しい天気予報を知ることができます。
アクティビティ
1日の運動量がどのくらいなのか一目で把握できます。設営・撤収作業にやる気が出ます。
その他のApple Watch設定
そのほか、便利に使えている僕の「Apple Watch設定」は以下の通りです。
就寝モード「ON」
寝ているとき画面がスリープモードになり、Apple Watchのバッテリー持ちが良くなります。
サウンド:消音モード
通知音を鳴らさずにバイブレーションだけで通知するように設定しています。(通知の度にいちいち音がなるとうっとおしく感じる時もあるので)
触覚による通知:ON
手首に伝える振動を「はっきり」にすることで、振動を大きくして確実に知らせてくれます。
その他、実際にApple Watchを使って感じた事
その他に、キャンプでApple Watchを使って感じたことを箇条書きにしてみました。
・Apple Watchのバンドは、水を弾く素材のものを選ばないとバンドに付いた水分が乾くまで気になるので、Apple純正のスポーツバンドを使っています。
・2種類(大・小)あるサイズの内、僕は大(44mm)、奥さんは小(40mm)のサイズがピッタリでした。液晶の見え具合はほとんど変わりません。
・AirPodsを付けていると、Apple Watchを使ってボリューム調整ができて超便利です。
・目覚ましアラーム機能は、手元の振動で確実に起きることができます。周りの人たちを起こす心配もなく毎日使っています。
・バンドを磁石で固定するタイプの物は、コンパスが正常に機能しない場合があります。コンパスを使いたい場合は避けた方が良いです。
・文字盤がその日の気分によって変えられるので、毎日が新鮮で楽しいです。
・電話がかかってきた時、Apple Watchで通話できます。(戦隊モノみたいで楽しいです)
まとめ
日常生活だけでなく「キャンプでもApple Watchは最高だった」という話をさせていただきました。
キャンプとApple Watchの相性が良い「10の理由」まとめ
最後に、キャンプとApple Watchの相性が最高に良かった理由をまとめておきます。
- キャンプ中、iPhoneを持ち歩かなくても良い。
- 雨予報を事前に知らせてくれる。
- 高い防水性能がある。
- 設営・撤収作業がエクササイズになる。
- すぐに方角がわかる。
- iPhoneの音量を調整できる。
- iPhoneカメラのリモコンになる。
- 調理にタイマー機能が欠かせない。
- 迷子になったiPhoneを探せる。
- ちょっとした懐中電灯になる。
「Apple Watch、今まで何で使っていなかったんだろう…」ってくらい、今では手放せなくなりました。
キャンプで使えるし、おすすめですよ。
僕が使っているApple Watchです。(↓)
僕の奥さんが使っているApple Watchです。(↓)