キャンプで便利に使えるポータブル電源が欲しい!
「主にキャンプで使うためのポータブル電源」が欲しくて、検討した結果「BLUETTI(ブルーティ)EB70」を選びました。
快適に使えてるよ!
今回はキャンプで快適に使えるポータブル電源「BLUETTI(ブルーティ)EB70」を、以下の点についてキャンプ目線から詳しくレビューいたします。
- キャンプにポータブル電源って必要なの?
- キャンプでポータブル電源があれば便利なこと
- キャンプで大事な「ポータブル電源の条件」
- 「BLUETTI EB70」を選んだ9つの理由
- 気をつけておきたい「6つの注意点」
- 次回は改善してほしい「4つの惜しいポイント」
キャンプにポータブル電源って必要なの?
キャンプにポータブル電源って本当に必要なの?
そもそもポータブル電源ってキャンプに必要なんでしょうか?
僕はキャンプをはじめて7年ほど経ちますが、つい最近までポータブル電源は使っていませんでした。
でも、ずっと「あれば便利だろうな〜」とは思っていて、その想いと妄想は日に日に大きくなるばかり…
そしてついに、、、
ほ、欲しい!ガマンできない!!
と、なりましたとさ。(いつものこと)
キャンプにポータブル電源があれば「便利なこと」を全部あげてみる
僕がキャンプシーンで「ポータブル電源があると便利だな〜」と思ったことは以下の6つです。
(1)スマホ・カメラなどのバッテリー残量を気にせず使える
スマホやカメラなどをキャンプに持っていく時は、どうしてもバッテリー残量が気になります。
僕がいつもキャンプに持っていく機器は、iPhone、Apple Watch(※)、GoPro、一眼デジタルカメラ、LEDランタン、予備の充電池、モバイルバッテリーなど、たくさんあります。
家族キャンプだと、妻のiPhoneとApple Watch、娘のiPad(ダウンロードしたAmazonプライムビデオを見る用)、息子のニンテンドーSwitchなども追加されて、機器の数がさらに増えます。
そして、これらの機器のバッテリーはキャンプ中にどんどん減っていきます。
バッテリー残量が0になってしまうと困るので、キャンプに行く時は必ずモバイルバッテリーを持って行きます。
しかしながら、モバイルバッテリーには全部の機器を充電できる容量は無いので、1つ、また1つと買い足す日々。
ポータブル電源があれば、これ1つでスマホ、カメラ、タブレット、LEDランタンなど、何個でも何回でも充電することができます。
(2)キャンプ前日にマストだった「充電満タン儀式」を忘れてもいい
キャンプの前日は、キャンプに持っていく全ての電気製品たち(スマホ、カメラ、モバイルバッテリー、LEDランタン、単3と単4の充電池など)を、自宅の家庭用コンセントに差し込んで満充電を繰り返す「充電満タン儀式(勝手にそう呼んでます)」を必ず行う必要がありました。
けっこう面倒なんだよな〜
ポータブル電源があれば、キャンプ場で(ポータブル電源から)充電ができるので、前日に満タンにする「儀式」を忘れたとしても何とかなります。
ポータブル電源があれば、キャンプ前日に全ての電気製品を満充電する儀式(作業)から解放されるのね!(おおげさ)
(3)扇風機や電気毛布が長時間つかえる
キャンプ場でポータブル電源があれば、夏は扇風機、冬は電気毛布などの家電グッズを(バッテリー残量を気にせずに)長時間ずっと使い続けることができます。
これはポータブル電源を使ったり、電源付きサイトを利用しないと出来ない過ごし方です。
真夏日の扇風機(強風モード)は神!
ちなみにキャンプに持っていく扇風機はマキタが最高です。
(4)川や湖の近くでカヤック・SUPの「空気入れ」ができる
川や湖の近くのキャンプ場に行くときは、カヤックやSUP(スタンドアップパドル)で遊びます。
とっても楽しいのですが、面倒なのはカヤックやSUPの組み立て作業。
エアー式のカヤックやSUPを膨らますのに、電動式エアーポンプを車のDC電源(シガーソケット電源)に差し込んで使うのですが、車の近くでしか使えないので川や湖から遠い時は大変です。
手動のポンプを使う時もありますが、かなり体力を消耗します。。
ポータブル電源さえあれば、場所を選ばずに(もっと川や湖の近くで)電動エアーポンプをつないで、あっという間にカヤックやSUPを膨らます事ができます。
大きめの浮き輪やボートとかも電動エアーポンプが(好きな場所で)使えると便利です。
(5)電源付きサイトを予約をしなくていい
ポータブル電源があれば、値段が高い電源付きサイトをわざわざ予約する必要はありません。(消費電力の高い家電を使う場合は電源付きサイトが必要な場合もあります)
電源付きサイトは他の区画サイトと比べて数が少なく予約がしにくいし、区画が限られているため自分の好きな場所にテントを張りにくいんだよな〜
電源サイトの使用料も一般的に1000円〜1500円位するので、ポータブル電源も持っていけばキャンプ料金の節約にもなります。
(6)キャンプでやってみたいことが増える
ポータブル電源があれば、今までできなかった「キャンプでやってみたいこと」が増えていきます。
例えば僕の場合、ポータブル電源を使ってやってみたいことは以下の通りです。
キャンプの長期旅行!(※)
キャンプ場をハシゴして、長期旅行がしたい!(車のDCアダプタから運転中に充電できるし)
キャンプでプロジェクターを使いたい!
プロジェクターを使ってテントやタープに画面を投影して、家族で映画鑑賞やゲームをしてみたい!
AC電源式の電動工具を使いたい!
ベランダでAC電源式の電動工具をポータブル電源につないで、キャンプ道具を自作したい。
ドローンで遊びたい!
思いっきりバッテリーを使ってドローンで遊びたい。
給電式LEDランタンを思う存分使いたい!
USB給電式のLEDランタンを買って、長時間バッテリーを気にせずに使いたい。(エジソンストリングライトが欲しい!)
「キャンプで使えるポータブル電源」ってどれがいいの?
ポータブル電源って、たくさん種類があって選ぶの難しいよね。
ポータブル電源の購入を検討する時、種類がたくさんあって、どれを選べばいいのか悩みまます。
主に使いたい理由がキャンプなら、まず「キャンプに必要なポータブル電源の条件」を考えて、それに当てはまるポータブル電源を選ぶ方法がおすすめです。
キャンプで大事な「ポータブル電源の条件」とは?
キャンプで大事な「ポータブル電源の条件」ってなんだろう?
僕が個人的に考えた「キャンプに必要なポータブル電源の条件」は以下の6つです。
(条件1)バッテリーの安全性
- 数あるポータブル電源の中で最も安全なものを予算の許す範囲内で選びたい。発火とか爆発とかしないでほしい(心配症)
- 冬キャンプ(雪中キャンプ)の寒い環境に強いバッテリーだとなお良い。
(条件2)デザインと大きさ
- 今のキャンプスタイルを邪魔しないシンプルなデザインが好き。
- 車に積み込みやすい大きさとデザインが良い。
(条件3)バッテリー寿命が長い
- 繰り返し充電するものだから、バッテリー寿命が長いものを選びたい。
(種類によってバッテリーを充電できる回数「充電サイクル数」に大きな違いがある)
(条件4)充電する時間が早い
- ポータブル電源本体を充電満タンにする時間は早い方が助かる。
(キャンプ前日にほぼ空になっているポータブル電源の充電に7〜9時間かかるのは結構大変)
(条件5)車で運転中に充電できる
- 車の中で充電できれば、キャンプ場への移動時間にも充電できて便利。
(条件6)バッテリーの容量が多い
- 本体のバッテリー残量を気にせず使えるような大容量がいい。
キャンプ用としてポータブル電源に求めてない事
逆に、「キャンプで使うにはそこまで重要じゃないな」という事は以下の2つです。
(1)本体の重さ(重量)
キャンプ場までポータブル電源は車で運びます。本体の重さは片手で持てるくらいの重さ(10kg未満)であれば問題ありません。
車で運びやすい(積み込みやすい)形状と、馬鹿デカく無ければOK。
(2)高出力なこと(高い消費電力の家電が使える)
僕は消費電力の高い家電(炊飯器、電気ケトル、IH調理器など)をキャンプで使うことはほとんどありません。
理由は、お湯を沸かしたり調理するのは、ガス燃料のバーナーを使ったほうが効率的だからです。(火力が高いので時間も早い)
しかもポータブル電源で消費電力が高い家電製品を使うと、バッテリーの減りが激しくなります。(どんな大容量のポータブル電源でも1〜2時間使えば無くなってしまいます)
でも、いざというとき(災害時の停電とか)に家電が使えれば便利よね。
いろいろ比較して「BLUETTI EB70」を選んだ9つの理由
先述の「キャンプで使えるポータブル電源の条件」に当てはめて、様々なポータブル電源を比較・検討をした結果、BLUETTI EB70を選びました。
他のポータブル電源と比べて僕がBLUETTI EB70を選んだ「9つの理由」を解説します。
【理由1】安心して使える本体バッテリー
ポータブル電源本体に搭載されている「リチウムバッテリー」は、ショートを起こしたり高温になった時、発火や爆発をしてしまう可能性がゼロではありません。
過去にもリチウムバッテリーを使用しているスマホ、モバイルバッテリー、パソコンなどが発火や爆発してニュースになったり、行政から注意喚起の通達が出たりしています。
最も安全性が高い「リン酸鉄リチウムバッテリー」を搭載
BLUETTI EB70に搭載されているバッテリーは、リチウムイオン電池の中で最も安全性が高い「リン酸鉄リチウムバッテリー」を使用しています。
出典:BLUETTI 公式
リン酸鉄リチウムは、他のリチウムと比べて、熱に強く安定している(電池内部で発熱しても結晶構造が崩壊しにくい)性質を持っており、リチウム電池の中で最も安全性が高いリチウム電池と言われています。(テスラなどの電気自動車にも採用されている)
出典:BLUETTI 公式
三元系やリチウムポリマー系を使っているポータブル電源が多い中、リン酸鉄リチウム電池を使っているBLUETTI EB70は「安全性」という点において大きなアドバンテージだと感じました。
【理由2】バッテリー寿命が長い
BLUETTI EB70に搭載されているリン酸鉄リチウム電池は、一般的なポータブル電源と比べて「バッテリーの寿命が長い」という特徴があります。
リン酸鉄リチウム電池を搭載しているBLUETTI EB70のサイクル数(フル充電と放電を繰り返すことが何回できるかを示した数値=バッテリーの寿命)は2500回以上。(メーカー公表値)
2500回という数は、一般的なポータブル電源と比べて、3倍〜5倍も多い回数です(三元系リチウムなどのポータブル電源は500〜700回くらいのものが多い)。
2500回というと毎日容量を使い切って充電と放電を繰り返しても6〜7年、週に2、3回充電する使い方でも20年以上も使用できる計算になるわね!
一般的なポータブル電源よりも、バッテリー寿命が何倍も長く、コスパが良いことも、BLUETTI EB70の大きなメリットです。
【理由3】バッテリー残量を気にせず使える大容量(716Wh)
BLUETTI EB70のバッテリー容量は716Wh
ポータブル電源のバッテリー容量はWh(ワットアワー※)という数値で表します。
一般的にポータブル電源のバッテリー容量は300Wh〜1000Whと、容量に大きな幅がありますが、716Whというとポータブル電源の中では大容量クラスです。
電気毛布を余裕で一晩中キャンプで使える大容量
僕は、ポータブル電源に求める条件の1つに、
冬キャンプに電気毛布にくるまって、ぬくぬく一晩中過ごしたい!
という条件(夢)があります。
一般的な電気毛布の消費電力は、「強モード」で約40Wh。
ざっと計算すると、「強モード」で一晩中(8時間)使用して320Wh(40Wh×8時間)。電気毛布2つ(奥さんと2人で)使っても640Wh、となります。
BLUETTI EB70はバッテリー容量は716Whと大容量タイプ。2つの電気毛布を一晩中つかってもまだ容量に余裕がある計算になります。
【理由4】シンプルで機能的なデザイン
BLUETTI EB70は、無駄のないシンプルなデザインです。
キャンプサイトに置いても、単体で目立つことなく他のキャンプ道具と調和してくれます。
他のいろいろなポータブル電源と比べて、個人的に好みなデザインでした。
3種類のカラー展開
BLUETTI EB70は僕の選んだスチールグレー以外にも、合計3種類のカラー(スチールグレー、カーマイン、ミントグリーン)から選ぶことができます。
出典:BLUETTI 公式
自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶことができるね。
直方体の形状が何かと便利
持ち手は本体にぴったり収まるので、持ち運ばない時は「直方体の形状」になります。
直方体の形状だと、本体の上や横に荷物をピッタリ重ねて置くことができます。
自宅に収納するときや(↓)、
車に積み込む時も、デッドスペースができにくく収納しやすいメリットがあります。
フラットな天板には充電中の機器をそのまま置けたり、使っていない時は小物を置くこともができるので全体的に省スペース化できるのも嬉しいポイントです。
機能とデザインを両立させているね。
【理由5】片手で持って運べる重さ(重量9.7kg)
BLUETTI EB70の重量は9.7kgです。
バッテリー容量が大きめ(716Wh)なので、ポータブル電源の中では「やや重い」部類に入ります。
実際に片手で運んでみると、重さは感じるけど持ち手がしっかりしているので違和感は無いし、車からの出し入れ時も特に不便は感じません。
キャンプの場合、主に車で運搬するため 実際に持って運ぶのは「自宅から車まで」と「車からキャンプサイトまで」持ち運ぶだけです。
このくらいの距離であれば、女性でも持ち運ぶことができます。
ちなみに小学校5年生の息子でも片手で持てました。(ちょっと危なっかしい感じでしたけど… w)
長距離の持ち運びはつらい
逆に、長い距離を持ち運ぶような場合は、なかなか大変です(キャンプサイトと駐車場がかなり離れている場合とか)。
その場合は、アウトドア用のキャリーワゴンなどを使って運ぶ方法がおすすめです。
BLUETTI EB70のサイズ・寸法
BLUETTI(ブルーティ) EB70のサイズは、奥行き21.7 x 幅32 x 高さ22.2cm です。
ちなみに、2Lのペットボトル4本分と同じくらいの大きさです。
バッテリー容量と重さは比例する
ポータブル電源の重さは、バッテリー容量が大きいほど重くなります。
また、安全性の高いリン酸鉄リチウム電池は、他のリチウム電池と比べると(エネルギー密度が低いため)比較的重くなります。
10kgの持ち運びが重いと感じる方は、もう少し小さめ(バッテリー容量が少ない)のポータブル電源を選んだ方が良いかもしれません。
同じBLUETTI(ブルーティ)ブランドから、EB55というバッテリー容量が少なめ(537Wh)で重量が7.5kgのポータブル電源も出ています。
僕は、BLUETTI EB70が「大きさ・重さ・容量のバランス感」ともに、ちょうど良かったです。
【理由6】一度に多くの機器が充電できる
一般的なモバイルバッテリーは、一度に充電できる機器の数が限られています。
例えば、僕のiPhoneを充電している間は、奥さんのiPhoneか充電できない。とかね。
接続ポートの「種類と数」が多い
BLUETTI(ブルーティ)EB70には、
- ACアダプター(家庭用コンセントのこと)4つ
- USB-A 2つ
- USB-C 2つ
- DC12V 出力 2つ
- シガーソケット 1つ
- ワイヤレス充電用ポート 1つ
の合計12個の出力が搭載されています。
よく使う家庭用コンセントタイプ(AC出力)のソケットが4つもあるので、同時に複数の家電をつなぐことができます。
特にUSB-C出力は最大100Wの給電に対応していて、スマホやノートパソコンなどを急速充電することができます。
最大12個の同時充電が可能
BLUETTI EB70は、最大12個の同時充電が可能です。
特にiPhoneやApple Watchなど家族で複数もっている機器は、バッテリーが無くなるタイミングもだいたい同じなので、同時に複数台の機器を充電できるのは助かります。
ワイヤレス充電も可能
本体の天板部分にはワイヤレス充電ができるエリアがあります。
ワイヤレス充電対応のスマホ(iPhoneだと8以降)など、天板に置いて電源スイッチを入れるだけで充電できます。
【理由7】電源本体の充電時間が早い(最速3時間45分)
家庭用のコンセントから充電すると、0%の状態から最速3時間45分(メーカー公表値)でフル充電が可能です。
スマホの充電と同じくらいの時間でフル充電できるんだね。
これは、同じくらいの容量を持つ一般的なポータブル電源の「約半分の時間」で充電できる早さです。
なぜ半分の時間で充電できるのか?
なぜ半分の時間でフル充電ができてしまうかというと、BLUETTI EB70の専用充電器(アダプター)が通常の倍の電力(200W)で充電できる設計だからです。
- BLUETTI EB70の専用充電器:200W
- 通常のポータブル電源の充電:90W〜100W
BLUETTI EB70と同じ容量(700Whクラス)を持つポータブル電源の中で最も早く充電ができます。(自分調べ)
従来のポータブル電源の充電時間は、倍の7時間位かかるポータブル電源が多いよ。
充電が早い代わりに、充電時には急速充電に耐えられるように熱を逃がす冷却用ファンが常に回ります。ファンの音は静かな部屋の中だと少し気になるレベルです(後述します)。
充電完了は電源アダプターのランプ表示(赤→緑)で知らせてくれます。充電が完了してもファンは回り続けるので、ランプ表示が緑になったらコンセントを抜きましょう。
【理由8】寒さに強い(雪中キャンプでも大丈夫)
マイナス20℃まで使用できる!
BLUETTI EB70に使われているリン酸リチウムバッテリーは低温に強い特性があり、マイナス20度の環境下でも使えます。
-20℃というと、冬キャンプはもちろん、雪中キャンプでも使用できてしまいます。キャンパーとしては嬉しい限りです。
ポータブル電源の種類によって、使用できる気温の範囲がそれぞれ違うので注意が必要だよ。
【理由9】車の走行中に充電できる
車のDC電源(シガーソケットなどの)に付属のカーチャージケーブルを差し込めば、運転中にも充電が可能です。
差し込んでおくだけで、キャンプ場などの目的地につく間に充電できてしまいます。
専用のカーチャージケーブルは購入時に同梱されています。(ケーブルの長さは約75cm)
ポータブル電源によっては、カーチャージャーケーブルが別売りの場合も多いので、おサイフ的にも助かります。
災害時の非常用電源としても使える
BLUETTI EB70のスペックは、災害時に起きる停電時の非常用電源としても十分に使用できます。
地震や洪水などの災害が起きると、電気が寸断されて停電が発生することが今までも各地で発生してきました。
災害停電で困ること
停電が発生して想定される「困ること」を以下に挙げてみました。
- スマホが充電できなくなる(連絡が取れなくなる)。
- 冷蔵庫が使えなくなる(食料品が腐る)。
- パソコンやテレビが使えなくなる(情報収集ができなくなる)。
- 照明が使えなくなる(夜、部屋の明かりが無くて暗い)。
- 冬、石油ファンヒーターなどの暖房器具が稼働しない(ファンヒーターは稼働電源が必要)
- 夏、扇風機やエアコンが稼働できない。
- IHやレンジなど調理器具が使えず、 料理ができない。
- 赤ちゃんがいる場合、ミルクのお湯が沸かせなくなる。
深刻な困りごとが続出だね。
大きな消費電力の家電も使える(定格出力700W)
BLUETTI EB70は出力が700Wあり、ポータブル電源の中では出力がかなり大きいタイプです。
700Wの出力があれば(キャンプの時は大きな消費電力が必要な家電はあまり使いませんが)災害時の停電の時には、大きな消費電力が必要な家電も使うことができます。
例えば、テレビの消費電力は100W前後。石油ファンヒーターは100W〜400W。冷蔵庫の消費電力は50〜60W。
いずれもBLUETTI EB70ならどれも問題なく使用できます。(エアコンや電子レンジは無理ですが)
万が一の大規模停電に備えておけるのは心強いです。
備えあれば憂いなしね。
車中泊にも便利だと思う
僕は車中泊はしない派(テント派)なのですが、この大きな出力も持つEB70であれば、大型のバンやキャンピングカーなどを持っている方は、車中泊にも最適なポータブル電源なのではないかと思います。
小型ドライヤーやテレビ、冷蔵庫などの家電も使うことができるので1台あると便利そうです。
走行中に充電もできるしね!
ソーラーパネル(別売り)で充電もできる
専用のソーラーパネル(別売り)を使って、本体の充電をすることも可能です。
出典:BLUETTI 公式
大規模停電の対策や、車中泊が多い方には便利なアイテムです。
(その他)細かいけど地味に良いと感じた点
その他に、細かいけど地味に「良い」と感じたポイントを書いておきます。
切り忘れの時も安心な「エコモード」(※AC出力時のみ)
BLUETTI EB70は不要な電力消費を抑える機能「エコモード」を搭載しています。
一般的なポータブル電源はAC出力をOFFにしないと、アダプターを挿していなくても電力を消耗し続けます。
「BLUETTI EB70」は、エコモードをONにしておくと、ACの出力が10W以下で4時間継続すると、システムが自動的にAC出力をOFFにしてくれます。(スマホなどのDC出力を利用したUSB充電は自動で電源が切れないので注意)
説明書が日本語表記
取扱説明書は日本語表記。説明もシンプルでわかりやすかったです。
本体に照明ライトがある
ポータブル電源本体に照明ライトが付いています。
普段は使わないけど、停電などの非常時には役立ちそうです。
50Hz/60Hzの周波数が設定できる
電源周波数は50Hz/60Hzの両方に対応していて、東西どの地域でも安心して使うことができます。
出典:Jhosin
自分で設定する必要があるので忘れずに設定しておきましょう。
2年間のメーカー保証がある
BLUETTI EB70には2年間のメーカー保証があり、期間中 通常の使用で品質に問題があった場合は無償で修理が受けられます。
シンプルでわかりやすい液晶表示
純正弦波出力で家電への負担が最小
ちょっと専門的なことですが、BLUETTI EB70は正弦波の出力なので、ほとんどの電気製品が使用可能です。(逆に矩形波、修正正弦波のポータブル電源だと使用する電気製品が故障してしまう可能性があります)
出典:BLUETTI 公式