滋賀県北部にあるマキノサニービーチ高木浜オートキャンプ場は、奥琵琶湖の湖岸に接したおすすめのキャンプ場です。
毎年、一度はお世話になってます。
今回は、マキノサニービーチ高木浜キャンプ場の「おすすめポイント」と、今まで何回もこのキャンプ場を利用した経験から感じている「注意点、惜しい点」などを、詳しく紹介していきます。
高木浜オートキャンプ場 また行きたくなる「8つのおすすめポイント」
まずは、毎年行きたくなってしまう高木浜オートキャンプ場の「おすすめポイント」について、全部で8つ順番に挙げていきます。
(1)サイトからの景色が最高!
テントの目の前がすぐ湖。サイトから眺める景色がどの時間帯も最高です。
場内のほとんどのサイトで、琵琶湖の目の前にテントやタープを設営することができます(一部 奥に入ったサイトもあります)。
サイト前のビーチはとても綺麗で、湖からは気持ちの良い風が吹きみます。
奥琵琶湖は透明度が高い
高木浜に面した湖は、琵琶湖の中でも特に透明度が高くて美しいと言われている奥琵琶湖です。
キャンプ場のある高木浜マキノサニービーチは、環境省が定めている全国の「快水浴場百選」の中でも、特に優れたものとして「湖の部特選」に選ばれています。
湖に潜ると(透明度が高いので)簡単に小魚や小さな生き物などを見つけることができます。
サイトから「琵琶湖八景」の景勝が一望できる
高木浜のサイトからは美しい奥琵琶湖だけではなく、琵琶湖八景である景勝地「竹生島」と「海津大崎」をサイトから一望することができます。
1日の時間帯で同じ景色でも空と湖の色合いが変化してとても美しいです。
僕は太陽が沈む直前の時間帯(マジックアワー)の、琵琶湖+竹生島+海津大崎の景色が大好きです。
美しい景色を眺めながらの焚き火は、最高にテンションが上がります!
雨上がりには、こんな素晴らしい虹の景色に遭遇したこともありました。
(2)区画サイトにしてはスペースに余裕あり
高木浜オートキャンプ場のサイトは、全て区画サイトです。
(↑)このような感じでサイトが整然と区分けされていて、区画内に車を入れるオートサイトとなっています。
サイトの広さは「6m×11m」(平均値)
サイトの広さは平均して幅6m 長さ11mの区画になっています。(湖に対して縦長です)
テントとタープ、もしくは一体型のシェルターを張るのに十分なスペースです。
サイトの広さ(6m×11m)は駐車スペース込みですが、縦長なサイト形状なので余裕を持って車を駐車することができます。
(3)湖水浴やウォータースポーツが安全に楽しめる
夏のシーズンは目の前の琵琶湖で、湖水浴やSUPなどのウォータースポーツを存分に楽しめます。
琵琶湖は塩水ではないので、体がベタつきません。(体に付いた湖水や砂を洗い流す無料シャワーも場内にあります)
湖は、川のように流れが急だったり、海のように波が高いようなこともなく、小さな子どもでも比較的安全に水遊びを楽しむことができます。
テントサイトから数秒で湖に行けるので、暑かったらいつでも湖に飛び込むことができるよ!
水遊びする子供たちを、サイトから常に見ていることができるので、子連れキャンプの場合は親としても安心できます。
(4)コンビニ徒歩3分
キャンプ場から歩いて行ける距離にコンビニ(ファミリーマート高木浜一丁目店)があります。(キャンプ場受付から230m 徒歩3分)
キャンプ場に到着してからでも、買い忘れや追加の買い物があっても大丈夫です。
アイスコーヒーがすぐに買いに行けるのがいいわ〜
(5)チェックイン、チェックアウトの時間に余裕がある
高木浜オートキャンプ場のチェックイン、アウトの時間は以下の通りです(↓)
- チェックイン :13時〜
- チェックアウト:12時までに
インとアウトの時間に余裕があるので、13時にチェックインするとほぼ1日中(23時間)キャンプを満喫できます。
割と14時チェックイン、10時チェックアウトのキャンプ場が多いんだよね〜
チェックアウトの時間が早いと、チェックアウト前の時間帯は(撤収作業があるので)湖で遊ぶのはちょっと躊躇してしまいますが、12時チェックアウトなら2日目もたっぷり水遊びの時間にあてられます。
チェックイン時間もそこまで時間厳守ではない印象、時間よりもちょっと早くても大丈夫でした。(毎回そうでは無いかもしれませんが…)
アーリーチェックインとレイトチェックアウトも可能
アーリーチェックインとレイトチェックアウトも空いていれば可能です。それぞれの時間と料金は(↓)です。
- アーリーチェックイン: 9:30〜 追加料金+1000円(税込)
- レイトチェックアウト: 〜16:30 追加料金+2000円(税込)
(6)予約時にサイト番号が指定できる
予約時に(空いていれば)サイト番号を指定することができるのも嬉しいポイントです。
公式サイトに簡易マップがあるので、それを参考にしても良いでしょう。
トイレやコンビニに近い(受付に近い)場所を選ぶのも良いね。
(7)到着まで険しい道がない
キャンプ場に到着するまでに、すれ違うのにヒヤヒヤするような細い道や険しい道はいっさいありません。
大きな車やの方や、運転初心者の方でも安心して到着できます。
(8)ガス缶や電池まで捨てられる
生ごみや消し炭などはもちろんのこと、分別ゴミとしてガス缶や乾電池、金物類なども捨てることができます(めずらしい)。
ゴミ集積場もきちんと分別されていて清潔。好感が持てます。
高木浜キャンプ場の「注意点、惜しい点、残念な点」など
何度も足を運んでいる高木浜オートキャンプ場を愛するがゆえに、惜しい点、ちょっと残念に思う点、注意点などを挙げていきたいと思います。
(1)全体的に料金が割高
キャンプ場の宿泊料金が一般的なキャンプ場の平均価格よりも高い印象があります。(※2022年に値上がりしました)
キャンプ場宿泊(1泊)にかかる料金は以下の通りです。
- サイト使用料金 6100円
- 駐車料金 1900円
- 環境整備協力金 一人当たり100円
つまり、ソロキャンプをしたとして合計で8100円かかります。(いずれも税込価格)
(例)大人2人子ども2人の利用料金は1泊8400円
いわゆる高規格キャンプ場クラスの価格帯です。
電源引き込み料金は1900円
電源引き込み料金は1900円もかかります(一般的な金額は1000円くらい)。
その他、温水シャワーが3分400円だったりと、他のキャンプ場と比較すると全体的にやや割高に感じます。
(2)17時以降は管理人不在
管理棟にスタッフさんがいらっしゃるのは9時〜17時の時間帯のみ。
17時以降は、もし困ったことがあっても自分で解決しなければなりません(電話も通じません)。
例えば、近くのサイトからガンガン音楽が流れてウェーイと騒いでいるグループがいても(実際に遭遇したことがあります)、17時以降はキャンプ場のスタッフさんから注意はしてもらえません。
後で詳しく触れますが、コインシャワーに必要な100円玉への両替も管理棟でしか出来ないので時間帯に注意が必要です。