キャンプを始めてから、ずっとずっと行きたかった北海道。
ついに家族4人で愛知県からジープラングラーを運転して北海道へ!走行距離3300キロ、10泊11日の北海道キャンプ旅行に行ってきました!
旅行時期は、7月下旬から8月上旬。なぜこの時期に決めたかというと、
- 小学校に通う子供たちの夏休み期間を利用したい。
- 愛知県は蒸し暑い夏だけど、たぶん北海道は涼しいだろう!
- 時期はお盆休み前にしたら、比較的空いているんじゃない?
と考えたからです(^-^)
今回は、僕が北海道キャンプ旅行を計画した時に、家族全員で旅行が楽しめるように「ちょっとだけ気をつけたポイント」(全部で8つ)についてお話しさせていただきます。
旅行を楽しむために気をつけた「8つのポイント」
【1】親と子で異なる「行きたい場所」のバランスをとる
大事なことは「親が楽しいと思う場所と、子供が楽しいと思う場所は違う」というごく当たり前の認識の再確認です(^^;
具体的には、僕と妻は「北海道では素晴らしい景色を見ることのできるいろんな場所へ行きたい!」と思うのですが、、、
子供たちは(たぶん)「楽しく遊べるところにたくさん行きたい!」と思っているでしょう。
つまり、北海道で僕たち大人の行きたい場所と、子供たちの行きたい場所は、異なることが多いので、旅の計画ではそのバランスをとることに配慮しました。
例えば、僕と妻が行きたい場所は、富良野とか美瑛(びえい)などの「北海道でしか見ることのできない景色が綺麗なところ」。
美瑛町の絶景「青い池」
富良野にある「富田ファームのお花畑」
しかし、いくら景色の素晴らしい場所に行ったとしても、子供たちは景色を見た瞬間はテンションが上がりますが、大人ほど感動が長くは続きません。すぐ次に違う刺激を求めます(笑)(例:すぐに『アイス食べたーい』という展開になるなど。。(^^;)
なので、子供たちが喜んでくれる子供優先スポットを、旅行中にバランス良く配置することにしました。
例えば、次のような「子供優先スポット」を旅行スケジュールに入れこみました。
ドラえもん わくわくスカイパーク(新千歳空港)
札幌オリンピックミュージアム(札幌市)
函館蔦屋書店(函館市)
これらの「子供大好きスポット」たちを北海道キャンプ旅行に織り交ぜました。
大人の僕たちだけが旅行で盛り上がってても楽しくないですもんね(笑)
また北海道ではそのほとんどをキャンプ場で宿泊します。キャンプ場で過ごすことは家族全員が大好きなので、キャンプ場は共通のお楽しみスポットでした(^-^)
【2】計画を積み込めすぎない
我が家はいつも旅行となると、あれもこれもやりたくなって、短い期間にたくさんの予定を積み込みがち。今回は余裕を持って10泊11日の長期間の旅。1日に1つか2つのイベントを余裕を持って入れるように心がけました。
また、いくら10泊11日で北海道を旅すると言っても、北海道全部を周りきれる訳ではありません。フェリーで到着する函館から車で遠いエリアである、道北(宗谷・留萌)、道東(釧路・根室・網走)は今回は残念ながらあきらめました。
【3】旅の予算を決める
北海道旅行で10泊するとして、いくらかかるんだろう? はじめてのことなので検討がつきません。。お財布の事情もあるので(笑)ざっくり30万円を旅の予算としました。
予算といっても「だいたいこのくらいに収まるといいなぁ」という希望的観測でもかまわないと思います。
予算額を妻と共有することで、お互い無駄遣いを減らせる効果もありましたよ( ^ω^ )
【4】なるべく車を運転して北海道に到着したい
愛知県から北海道まで車で行くルートはいろいろありますが、ポイントは「どこでフェリーに乗るか」です。
それこそ愛知県から北海道にフェリーで行くルートはいくつかあります。
- 名古屋港から仙台港を経由して苫小牧へほとんど運転せずに北海道へ行けるルート(往復 約17万円)
- 車で仙台まで行ってそこから苫小牧までのルート。(往復 約13万円)
- 福井県の敦賀港から日本海を渡って苫小牧まで行くルート(往復 約16万円)
- 青森県の青森港から函館までの短いルート(往復 約3万円)
(※いずれも金額は家族4人、夏の繁忙期に行った場合の概算)
選ぶルートによっては、先ほど決めた予算(30万円)の半分くらいを消費してしまいます(´д`;)
また、我が家の子供たちは船に酔いやすかったり(長女)、船に乗ることが怖いw(長男)ので、なるべく船に乗っている時間を少なくしたいと思いました。
よって、車で行けるところはなるべく車で行くスタイルに。具体的には青森まで車で行って、上記4番目のルート「青森から函館まで」のフェリー航路を選択しました。(帰りはもっと短い函館ー大間を選択)
【5】メインはキャンプだけどホテル泊を入れる
(函館市で宿泊したホテル THE SHARE HOTELS HakoBA 函館)
長距離ドライブの日(本州から北海道への移動日など)は、目的地への到着が夜遅くなるため、テント泊はせずにホテル泊にしました。
陽が落ちて暗くなってからのテント設営もできなくはないのですが、運転で疲れた体に鞭打って夜のテント設営は体力的につらすぎます(汗)
よって、今回の旅行日程の10泊中、長距離ドライブの日(行きと帰りの2泊ずつ)に、ホテル泊を4泊入れました。
長距離運転の疲れをホテルのベッドでしっかり取ることができたので、次の日にはまた子供たちと力一杯遊ぶことができました(^-^)/
【6】子供たちのペースに合わせる
楽しい旅行も子供たちの笑顔があってこそ。当初計画していたことも、子供たちのテンションが伴わなければ計画を柔軟に変更することにしました。
例えば、子供達がたくさん遊んだ次の日に、朝早く起きることがどうしてもつらかったら、午前中はキャンプ場でゆっくりして、午後からの出発に変更するなど柔軟な計画の変更をしました。
【7】運転は安全第一で
僕は普段月に1000キロ前後の運転しかしたことがありません。そんな僕が北海道旅行の11日間で合計で3300キロ(!)もの長距離運転をします(汗) 当然ですが運転は安全第一を常に心がけるようにしました。
そして不意のもらい事故(こっち側に責任のない交通事故)を避けるため、高速道路の運転では車間距離をしっかりとって、走行車線側(左側)を平均時速80-90キロくらいでのゆっくりな運転を心がけました。
また運転に疲れたら、妻と交代してもらうようにしました。
【8】虫対策はしっかりと
キャンプ場で過ごす時間が多いため、虫対策は必須です。特にブヨ、マダニなどの刺された後大変なことになる虫には要注意が必要です。
長袖、長ズボンを多めに持って行って、必要に応じて着替えるようにしたり、森林香や虫除けスプレーなどを持って行って、防虫にも気をつけました。
また、刺されてしまった後に応急処置をするためのポイズンリムーバーやムヒも忘れずに持って行きます。
まとめ
僕は今回の北海道キャンプ旅行の計画を立てる時に、この8つのちょっとしたポイントに気をつけながら必要な準備をしました。結果、家族全員でとても楽しい旅行を過ごすことができました。(それも大したトラブルも無く)
皆さんは旅行前にどんなことに気をつけてますか? このブログをお読みいただいて、楽しい旅行計画を作っていただけるお手伝いができたらうれしく思います(^-^)