タクティカルコット組み立ての「手順とコツ」
タクティカルコットを組み立てる「手順」と、ちょっとした「コツ」について、順番に解説していきます。
【1】収納袋から取り出す
袋から、コット生地、サイドフレーム(2本)、ベースフレーム(3本)を取り出します。
地面が乾いていれば、地面に直接広げましょう。
地面が濡れている時は、シートを敷いておくと便利だよ
【2】サイドフレームを組み立てる
コットの両サイドを固定する「サイドフレーム」を組み立てます。(2本)
フレーム内にショックコード(ゴム製のコード)が付いていて、簡単に組み立てることができます。
【3】サイドフレームをコット生地の両サイドに通す
コット生地の両サイドに、先ほど組み立てたサイドフレームを、両端にある穴に通していきます。
コット生地の突き当たりまで通したら、穴を閉じます。
下図のように、フックを引っ張って閉じれば完了です。
【4】ベースフレームを組み立てる
コットを支える3本の「ベースフレーム」を組み立てます。
「Mの字」になるように組み立てます。
反対に組み立てないように(M型になるように)注意しましょう。
〈便利な技〉輪ゴムはそのまま付けておくと片付けが楽
購入時にベースフレームを固定している「輪ゴム」は、捨てずにそのまま付けておきましょう。
片付けの時に、ゴムでまとめておくとバラけずに撤収時間が短縮できます。
【5】ベースフレームをコットに取り付ける
まずは、ベースフレームの「テンションアーム」と呼ばれているパーツを外しておきます。(シルバーのボタンを押すと簡単に外れます)
その後、片側(固定されている方のアーム)を、コットのサイドフレームに引っ掛けて…
次に、もう片方のフレーム(テンションアームが付いている方)を引っ掛けます。
同じ要領で、残りの2つも同じように引っ掛けます。
次に、カチッと音がするまで、テンションアームを押していきます。
この押し込む作業は、少し腕力が必要だよ
手のひらを使って、グッと押し込むのがコツです。
同じ要領で、残りの2つも同じように押し込みます。
〈コットレッグを取り付ける場合〉
ハイコットにする場合は、コットレッグ(脚)をこのタイミングで取り付けます。
コットを裏向けにして、12本の脚をベースフレームの穴に差し込んでいきます。
押し込む時にチカラはいりません。「カチッ」と音がするまで押し込みます。
【完成!】
これでタクティカルコットの完成です。
ゆっくり組み立てても、3分前後で出来上がります。
分解は組み立て手順の逆でOK
コットを片付ける時は、今まで解説してきた組み立て手順を逆にしていけばOKです。
その時、1ヶ所だけ「慣れ」が必要な部分が、「ベースフレームの取り外し方」です。(以下に解説します)
ベースフレームの取り外し方
ベースフレームを取り外す時に、コツと言うか「ちょっとした慣れ」が必要です。
取り外す時は、手のひらをテンションアームに当てて体重をかけながら…
両側にあるボタンを指(親指と人差し指)で押したまま、ゆっくりとテンションアームを戻します。
テンションアームが開いたら、ベースフレームを取り外します。
慣れてしまえば超簡単なのですが、直感的ではないので初めての時だけ戸惑います。
動画では(↓)のような手順になります。
まとめ
ヘリノックス タクティカルコットコンバーチブルについて、詳しく解説させていただきました。
タクティカルコットの「素晴らしい点」は全部で7つ。もう一度おさらいすると…
- 寝心地最高
- 超コンパクトに収納(車載問題解決)
- コットの高さを変えられる
- ハイコットにできるのに軽い
- デザインも素晴らしい
- 組み立てと分解が簡単
- 寝る時以外にも活躍してくれる
以上、7つの長所が「タクティカルコットが最強」な理由です。
気になる点があるとすれば「お値段」ですが…
タクティカルコットの品質の高さや、キャンプで使う頻度などを考慮して納得がいけば、迷うことなく購入をオススメします。(コットレッグもぜひご一緒に!)
良い物は、長く使えますし