ユニフレームの「焚き火テーブル」は、ずっと使い続けているお気に入りキャンプ道具の一つです。
今回は、長年愛用しているユニフレーム「焚き火テーブル」について、以下のポイントを詳しく解説・レビューいたします。
- 焚き火テーブルとは?
- 焚き火テーブル「5つの特徴」
- 使い続けたくなる「6つの魅力」
- 長年使って分かった「注意点」など
- 便利な「ワザと工夫」
ユニフレーム「焚き火テーブル」とは?
「焚き火テーブル」とは、国産ブランド「ユニフレーム」が製造しているアウトドア用のテーブルです。
焚き火テーブルって、焚き火専用のテーブルなの?
焚き火だけじゃなくて、アウトドア全般で幅広く使えるテーブルだよ。
ユニフレーム「焚き火テーブル」5つの特徴
まずはユニフレーム「焚き火テーブル」の特徴を、全部で5つ順番にあげていきます。
【特徴1】小回りの利くテーブルサイズ
焚き火テーブルの寸法(サイズ)は?
使用時のサイズは、55cm(幅)×35cm(奥行き)×37cm(高さ)と、一般的なキャンプテーブルと比べると小ぶりなサイズです。
収納はさらにコンパクトなサイズに
収納する時は、テーブル天板の裏側に、折りたたんだスタンド(脚)がスッポリ収まって、非常に薄くコンパクトになります。
収納時の厚みは、たったの2.5cmしかありません。
収納した時の厚みが薄いので、車への積載も場所を取りません。
余ったスペースに他のキャンプ道具がたくさん入れられるね!
テーブルの高さは37cm
焚き火テーブルの高さは37cm。いわゆるローテーブル(低い机)の部類に入ります。
キャンプで使う一般的な(低めの)テーブルの高さも30cm〜40cm位なので、隣に並べて大きな机としても違和感なく使えます。
【特徴2】丈夫な「ステンレス製」
天板の素材はステンレス鋼板
焚き火テーブルの天板(テーブル表面の板)の素材は、頑丈なステンレス鋼板が使われています。
(1)ステンレスは「熱」に強い
ステンレスは熱に強いため、机の上に熱々のスキレットやダッチオーブンなどを「直に」置くことができます。
机の上でバーナーを使うときも、熱を気にする必要がありません。
鍋などの調理器具をバーナーで熱する時にテーブルの表面が反射により熱くなる「反射熱」にも強く、長時間の調理にも安心です。
(2)ステンレスは「汚れ」にも強く衛生的
天板に付いてしまった汚れも、ステンレスだと簡単に拭き取れるので、常にテーブルを清潔な状態に保てます。
【特徴3】テーブル表面には「エンボス加工」
テーブル板(天板)の表面には、特殊な「エンボス加工」がされています。
エンボス加工とは、ステンレス板に凸凹模様を押し込んで作る加工のことだよ
エンボス加工のメリット
テーブルの表面にほどこされている「エンボス加工」には、他のテーブルと比べて2つのメリットがあります。
(メリット1)キズが目立たない
凸凹のついたエンボス加工により、テーブル表面に付くキズを目立ちにくくしてくれます。
エンボス加工のおかげで、キズを気にすることなくガンガン使えます。
(メリット2)太陽光の反射が眩しくない
エンボス加工によって表面の光沢が抑えられ、太陽光が天板に反射する眩しさを和らげてくれます。
表面がピカピカのテーブルは、外で使う時に太陽光が反射して眩しいのよね
【特徴4】品質の高い「日本製」
アウトドアブランド「ユニフレーム」とは?
焚き火テーブルを生産しているユニフレームは、新潟県燕市に本社を置く新越ワークス社(昭和38年創業)が手がける日本製ブランドです。
金属加工の町「燕三条」ならではの高い品質
ユニフレーム本社のある新潟県燕三条は、昔から金属加工で有名な「ものづくりの町」です。
出典:ユニフレーム公式
もちろん「焚き火テーブル」にも、燕三条の技術がしっかりと反映されています。
出典:ユニフレーム公式
我が家の焚き火テーブルも、4年もの間 かなりハードに利用していますが、今でもガタつくこと無くとても快適に使えています。(もちろん定期的なちょっとしたメンテナンスは必要です)
【特徴5】 考えられた”安全”設計
焚き火テーブルは、ステンレスの端面をキチンと折り返して、両サイドに天然木のプレートを取り付けることで、ステンレスの鋭利な箇所をうまく隠しています。
万が一、小さなお子さんがテーブルの角にぶつけしまった時も、ケガをしにくい安全な設計になっています。
「焚き火テーブル」ずっと使い続けたくなる”6つの魅力”
焚き火テーブルを購入して以来、(他に買い換えること無く)ずっと使い続けている「焚き火テーブルの持つ魅力」について全部で6つ、順番にあげていきます。
【魅力1】幅広い用途に使える
焚き火テーブルは、さまざまな用途に利用できることが最大の魅力の1つです。
以下に、焚き火テーブルの便利な使い方をいくつかご紹介します。
(使い方1)調理専用のテーブルとして
テーブルの上で火を使う場合、木製やプラスチック製のテーブルだと気を使います。
焚き火テーブルは、熱と汚れとキズに強いのが特徴です。
よって、火を扱う調理専用のテーブルとして利用するのに最適です。
いろいろな調理をする時に、焚き火テーブルはとても役に立つわ!
(使い方2)メインテーブルの隣に置く補助テーブルとして
大きめのメインテーブルの隣に設置して、サブテーブルとして使用すると便利です。
もうちょっとテーブルの広さが欲しい時に、焚き火テーブルは簡単に机の場所を付け足したり、位置を簡単に変更できます。
テーブル同士の高さが同じ(37cm)になるようなメインテーブルと組み合わせて使うと、とても便利です。
(使い方3)焚き火のサイドテーブルに
焚き火テーブルと命名されているだけあって、焚き火をしながらのサイドテーブルとして使い勝手が最高です。
サイドテーブルがあると、飲み物や焚き火道具などを置けるスペースができます。
焚き火の近くに設置して、火の粉がもし天板に飛んで来ても、ステンレス素材なのでテーブルに焦げ跡がつくこともありません。
コンパクトな机なので、焚き火の煙が気になる時も、場所をササッと移動できます。
(使い方4)テント内で使う小机に
小ぶりなサイズなので、テントの中に置いても窮屈さを感じません。
テント内での、ちょっとした机として使うのに便利です。
(使い方5)ソロキャンプのメインテーブルに
ソロキャンプだったら、メインテーブルとしても十分使えます。
コンパクトなので持ち運びも便利だし、狭いサイトでも場所もとりません。
(使い方6)2つ並べて大きなテーブルとして
焚き火テーブルを2台並べると、大きなテーブルとして使うことができます。
焚き火テーブルが2台あると、組み合わせの幅がさらに広がります。
メインテーブルと組み合わせて、簡単にL字型テーブルにすることもできます。
【魅力2】「組立・片付け」が簡単
焚き火テーブルは、組み立てがとても簡単です。
1分もあれば子どもでも簡単に組み立てられます。(片付けも同様です)
組み立てと片付けが簡単なので、設営や撤収の時間短縮が可能です。
僕たち子供でも組み立てられるから、パパとママのお手伝いができるよ
【魅力3】車載スペースを取らない
焚き火テーブルは、車に載せる時にスペースを取りません。
収納が超コンパクト(薄い)
収納はテーブルの脚が天板の裏側にピッタリ収まって、とってもコンパクトになります。(厚み2.5cmの板状になります)
下写真のように焚き火テーブル2台を車に載せても、車載スペースを占領しません。
厚み2.5cmの板を車から出し入れするだけなので、車への積み込み作業も楽々です。
省スペースなので、いつも車に入れっぱなしにしています。
〈注意点〉収納時、脚はUの字にたたむ
取り外した脚(スタンド)をO字にたたむと、天板の裏に入らないので気をつけましょう。
【魅力4】テーブルの上に何を置いてもいい安心感
扱いに気を使わなくていい
焚き火テーブルには「テーブルの上に何を置いてもいい」という安心感があります。
例えば、熱々のスキレットや、汁物が飛び散る熱々の鍋物の調理、テーブル面が汚れてもへっちゃらです。
机の上が汚れても、後で濡れた雑巾やウェットティッシュで、サッとひと拭きすれば綺麗になるので、汚れを気にする必要がありません。
(参考)ウッドテーブルは気をつかう
ステンレス製の焚き火テーブルに対して、一般的なウッドテーブル(木製テーブル)は、キャンプでの利用に少し気を使います。
ウッドテーブルは、汚れを放置しておくと染みになって取れなくなったり、テーブル上で火を使うと焦げてしまったり、汚れや熱にハラハラしながら使わなければなりません。
用途によっての使い分けが大事だね!
汚れがひどい場合はセスキ炭酸ソーダで拭き取る
焚き火テーブルに頑固な汚れがついて拭き取りにくい場合は、セスキ炭酸ソーダ水を使いましょう!
セスキ炭酸ソーダを水で薄めてスプレーした後、ペーパータオルなどで拭き取ると汚れが簡単に取れます。
【魅力5】組立後の場所移動も楽々
焚き火テーブルは、コンパクトで軽い(重さ2.3kg)ので、テーブルを組み立てた後でも、ちょっとした場所移動が簡単にできます。
大きめのキャンプテーブルは、二人掛かりで両端を持って運ばなければなりません。(面倒)
焚き火テーブルは軽いし小さいので、いつでもテーブルの位置を変更することができます。
【魅力6】目立ち過ぎないシンプルなデザイン
焚き火テーブルはデザインがシンプルなので、どんなキャンプスタイルにも馴染んでくれます。
テーブル両端の天然木と表面のエンボス加工が、無骨なステンレス素材にポイントを加えていて好みです。