フィールドラック 購入前に知っておきたい「10の注意点」
フィールドラックについて事前に知っておきたい「注意点」について、全部で9つ解説していきます。
【注意点1】ネット購入での価格設定に注意
フィールドラックのメーカー希望小売価格は4500円(税込)です。
フィールドラックは人気商品のため、在庫が少なく手に入らない時期があり、インターネット販売で値段が定価よりも高い値段で売られている場合があるので気をつけましょう。(送料込みで値段の高い場合もあります)
Amazon、楽天、Yahoo!などでしっかりと価格を比較してから購入されることをおすすめします。
【注意点2】塗装「剥がれ」に注意
フィールドラックに「金属製などの硬くて重いモノ」を置いて擦れると、塗装が剥がれてしまうことがあります。
フィールドラックに施されているカチオンメッキは剥がれにくいメッキ塗装ですが、硬いモノのスリ傷には注意が必要です。(僕はシェルフコンテナを何度も雑に置いてキズを付けました)
塗装(カチオンメッキ)が剥がれた部分が、雨などで水分に長期間晒されるとサビが出てしまう可能性も考えられます。
塗装の剥がれが気になる方は、フィールドラックの塗装に影響を与えそうな、硬い金属製の道具を配置する時は気をつけましょう。
塗装が剥がれた場合は、黒色の錆止め塗料を塗って、塗装剥がれを目立たなくさせる方法もあります。
【注意点3】組み立て時に「力」が必要
ツメ部分を天面の格子に引っ掛ける際に、「多少のチカラ」が必要です。
もちろんマッチョな男性のようなパワーは必要ありませんが、小学生低学年のパワーでは難しいレベルです。
また、初めて組み立てる場合は、手を挟まないように念のため軍手などの手袋をした方が安心です。(2〜3度組み立てて慣れてしまえば必要ありません)
【注意点4】耐荷重30kgは「分散」荷重である
耐荷重30kgは、あくまで「分散して置いた荷重が30kg」なので、一点に重量のあるものを載せると壊れてしまう可能性があります。
例えば、体重30kgの人がフィールドラックを踏み台や椅子として使えば、負荷が一点に集中してしまい壊れてしまう可能性が高いです。
【注意点5】組み立て時、脚の固定位置は「1本目」に
脚を固定する位置は、外側から「1本目」の線材にツメを引っ掛けて固定します。
2本目にも固定できてしまうので、誤って位置を間違えると、本来の耐荷重が発揮されずに変形してしまう恐れがあるので気をつけましょう。
【注意点6】運転中、振動音(カチャカチャ音)が気になる
車で運搬する時、荷物の積み方によっては畳んだ脚部分が天面に当たって、車が振動するたびに「カチャカチャ」と音がして運転中に気が散ります。
振動音を鳴らさないためには、専用ケースに入れるか、フィールドラックの上にさらに荷物を載せて振動を抑えるようにすることをオススメします。(ケースについては後述します)
【注意点7】裏側の突起部分でキズが付かないように注意
天板裏側にある線材の切り出し部分が、けっこうトキトキしてます。
車への積み込み方によっては、他の荷物に傷を付けてしまうことも考えられます。
不安な方は専用ケースなどに収納して車に積み込むことをオススメします。
【注意点8】3つ以上を運ぶ時、さすがに重い
頑丈の裏返しなのですが、スチール製なので1つにつき「1.7kgの重量」があります。
一つだけ持つには何の問題もありませんが、3つ以上スタッキングして持つと、さすがに重く感じます。
両手で持たないと、ちょっとキツイね。
3つ以上の持ち運びは「専用バッグ」に入れたほうが楽
3つ以上のフィールドラックを持ち運びする場合は、そのまま持つよりも「専用バッグ」に入れた方が移動が楽です。
詳しくは後述しますが、僕はこの収納バッグに入れて使っています。
複数のフィールドラックを持ち運びするにはオートキャンプでは全く問題ありませんが、それ以外のキャンプ(登山キャンプなど)には重量があるため向いていません。
【注意点9】ステンレス製ではない
フィールドラックはステンレス製ではありません。カチオンメッキという耐蝕性の強いメッキはしてありますがスチール(鉄)製です。
雨の日、地面が濡れている場合など、使用後は(錆防止の為に)水気や汚れを拭き取って保管しましょう。
泥汚れなどはウェットティッシュでふき取るといいよ。
【注意点10】類似品に注意!
ユニフレーム製のフィールドラックは、20年以上前(1998年〜)から販売されており、少しずつ改良を加えて現在の品質に至っているという、今まで積み重ねてきた歴史があります。
出典:ユニフレーム
最近では、キャンプブームの追い風を受けて、フィールドラックに似せた数々の類似品(模写品)が出回っています。
Amazonの商品検索で「フィールドラック」と入力すると、本家のユニフレーム製以外の商品が(スポンサー商品として)検索順位の上位に出てきます。
オリジナルである「ユニフレーム製フィールドラック」を購入したい場合は、メーカー名をしっかりと確認してからポチりましょう。
類似品がオリジナルのユニフレーム製とどのように違うかは、次の章で詳しく解説しているよ。