青川峡キャンピングパーク(三重県いなべ市)は、美しい自然と充実した施設の両方を兼ね備えた人気キャンプ場です。
キャンプ場ランキングでも、常に上位にランクインしてるよ!
今回は青川峡キャンピングパークについて、以下の点を詳しくレポートいたします。
- 青川峡キャンピングパークの特徴
- 5種類ある「キャンプサイト」を詳しく紹介
- 実際に感じた「9つの良い点」
- 気をつけておきたい「8つの注意点」
- 詳しく場内の施設をレポート
- 予約時の攻略ポイント など
青川峡キャンピングパークの特徴
まさに高規格キャンプ場のお手本
青川峡キャピングパークは、施設、場内ともに整備や手入れが行き届いた「高規格キャンプ場」のお手本のような存在です。
広々としたサイト
キャンプ場内には合計で42区画の「区画サイト」と、2種類の「フリーサイト」があります。
どのサイトも広々していて、開放感があります。
しっかりと整備された施設
キャンプ場内の施設は、キャンパー目線でしっかりと整備されています。
例えば、清潔なウォシュレット付きトイレ、冬は無料で使えるお湯の出る炊事場、センターハウスには無料のお風呂まであります。
さらにセンターハウス(管理棟)には、充実した売店、豊富で格安のレンタル品、無料Wifiまで用意されています。
手入れが行き届いた清潔な場内
キャンプ場内は、いつも手入れが行き届いており清潔です。
いつもスタッフの皆さんが場内を清掃されています。
もちろん芝生も綺麗に手入れされています。
キャンプサイト紹介
テントが張れるキャンプサイトは、全部で5種類
テントを張ってキャンプをすることができるサイトは、全部で5種類あります。
- オープンサイト(17区画)
- プライベートサイト(12区画)
- 水辺サイト(13区画)
- ライダーズサイト(フリー 最大6張り)
- かもしかキャンプフィールド(フリーサイト)
それぞれのサイトを順番に詳しく紹介していきます。
【1】オープンサイト(17区画)
広々とした「オープンサイト」
「オープンサイト」は、キャンプ場の中央に位置しています。
オープンサイトは全部で17区画ある区画サイトですが、隣サイトとの境界線は特にありません。
駐車場を区切るラインの延長上が、(目に見えない)境界になっています。
フリーサイトのような抜群の開放感
オープンサイトは隣との物理的な仕切りが無いため、まるでフリーサイトような開放感があります。
一つ一つのサイトも広く、よくある一般的な区画サイトの2倍以上の広さです。(目測です)
サイト内に車の乗り入れはできませんが、オープンサイトの真横に駐車スペースがあるので、荷物の運び出しも問題ありません。
駐車スペースはかなり余裕があり(3m×10m)、どんな大きい車でも楽に駐車できます。
電源も利用可能(有料)
追加料金(1000円)を払えば、電源も利用できます。
テントを張る場所によって延長ケーブルが必要です。(延長ケーブルもレンタルできます)
【2】プライベートサイト(12区画)
垣根で隣と境界がある「プライベートサイト」
プライベートサイトは、垣根によって区画が明確に分けられているサイトです。
車はプライベートサイト内に乗り入れて駐車します。
サイトの広さは駐車スペースを含めて120㎡。先ほど紹介した「オープンサイト」と比べると狭めですが、テントとタープが問題なく張れる必要十分な広さです。
全てのサイトには無料の電源が付いています。
【3】水辺サイト(13区画)
川の隣にある「水辺サイト」
「水辺サイト」は、キャンプ場を流れる川(青川)のすぐ隣にある区画サイトです。
プライベートサイトと同じく、垣根によって隣サイトとの区画が分けられています。
車は水辺サイト内に乗り入れて駐車します。
安心して遊べる小川と池が近くにある
水辺サイト内には、キャンプ場を流れる川(青川)とは別に、人工的に作られた小川が水辺サイトの目の前に流れています。
この小川は流れも穏やかで、川の水位も足首くらいの深さでなので、小さなお子さんでも安心して遊べます。
サイトの目の前なので、小川で遊ぶ子供をサイト内にいながら見守ることもできます。
直火可能(ファイヤープレイス有り)
水辺サイトには、直火ができる「ファイヤープレイス」があります。
このファイヤープレイスを使用すれば、手軽に直火で焚き火や料理が楽しめます。
直火がサイト内で楽しめるのは、「水辺サイト」のみです。
全サイトに電源あり
水辺サイトも(プライベートサイトと同じように)全サイト無料の電源があります。
【4】ライダーズサイト
バイク・自転車の専用サイト(最大6張り)
指定の場所にバイクや自転車を駐車して、サイト内にテントを張ります。
サイト内の広さは全部で250㎡。(最大6張りまで)
1張りあたり約40㎡と決して広くはありませんが、価格が1人1000円と格安です。
ちなみに電源はありません。
【5】かもしかキャンプフィールド(フリーサイト)
好きな場所にテントを張れる「フリーサイト」
他のキャンプサイトから少し離れた場所にある「かもしかキャンプフィールド」。
ここは、1600平米もある広大なサイト内に、どこでも好きな場所にテントが張ることのできる「フリーサイト」です。
車の乗り入れは不可
フリーサイト内に車の乗り入れはできません。
かもしかフィールド管理棟前にある一時駐車場で荷物を降ろした後、かもしか駐車場に車を移動します。(下図参照)
出典:青川峡キャンピングパーク
サイト地面はすべて「砂地」
サイトの地面は、芝生ではなくて砂地です。
ペグが入りやすい地面の硬さです。
かもしかフィールドのみ「ペット可」
青川峡キャンピングパーク場内全てのキャンプサイトの中で、かもしかフィールドのみペット可です。(2匹まで)
青川峡キャンピングパーク「実際に感じた9つの良い点」
青川峡キャピングパークを何度も利用して、実際に感じた「良い点」について順番にあげていきます。
【良い点1】快適なサイト設計
広々としたサイト設計
どのサイトでも(2ルームテントなどの)大きめテントが余裕を持って張ることができます。
(※ライダーズサイトを除きます)
適度に植えてある樹木も快適
サイト内には樹木が適度に植えてあります。
そのおかげで木陰ができて、日差しを避けることもできます。
ハンモックを張ったり、洗濯物を干したりにも使えます。
【良い点2】誰でも自然を手軽に体感できる
青川峡キャピングパークでは、ワイルド過ぎない「ほどよい自然」を、小さなお子さんを含めた「誰でも手軽に体感すること」ができます。
「手軽な自然体験」の一例を以下にご紹介します。
(例1)場内で川遊びができる
キャンプ場に流れている「青川」では川遊びができます。
川は深さが無いので、誰でも安全に川遊びができます。
(例2)星がキレイに見える
場内は22時に消灯となり全体の照明が消えるため、星空が綺麗に見えます。
天体観測体験のイベントもあります。
また管理棟のライブラリーには宇宙や星座の図鑑が置いてあります。
(例3)キャンプ場前の桜並木が楽しめる
キャンプ場までの道には桜並木が続いています。
春には満開の美しい桜が楽しめます。
【良い点3】 24時間スタッフがいる安心感
青川峡キャンピングパークは、24時間スタッフさんが常駐されてます。
夜間に万が一があっても安心
夜間に急な病気やケガなど、万が一緊急を要することが起こっても安心です。
病院の案内や、救急箱の貸し出し、悪天候の時はセンターハウスが避難場所にもなります。
22時消灯が徹底されている
22時を過ぎてサイト内にランタンが付いていたり、焚き火をしていると、見回りのスタッフさんが優しく消灯を指示してくれます。
管理が徹底されていて、ファミリーキャンパーの割合が高いので、夜も静かに眠ることができます。
【良い点3】トイレ・炊事場・ゴミ捨て場がどのサイトからも近い
トイレ・炊事場・ゴミ捨て場が1ヶ所にまとめられている「サニタリー」は、場内に2ヶ所あります。
このサニタリーは、全てのキャンプサイト(オープンサイト、プライベートサイト、水辺サイト、ライダーズサイト)から、ほぼ均等に近い距離にあります。
どのサイトからでもトイレやゴミ捨てに行ける距離が近いため、子どもだけで行かせても安心です。
【良い点4】無料のお風呂がある
センターハウスには、無料のお風呂施設があります。
キャンプ場内にお風呂があるだけで希少なのに、しかも無料とは有り難い限りです(^^)
しかも、シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤーまでも設置されています。
【良い点5】子供が飽きずに遊べる
キャンプ場に滞在の間、子ども達が遊べる場所がたくさんあります。
(1)となりの公園で遊べる
キャンプサイトの隣に、大きな公園があります。
ローラー滑り台や木製遊具などがあり、親子でも子供だけでも遊べます。
(2)自転車・スケートボードなどで遊べる
サイトの目の前には、テントサイトを囲むように舗装された広い道路があります。
その道路で、自転車やスケートボードに乗って、テントサイトの周りをぐるりと一周することができます。
キャンプ場内の自然の景色を楽しみながら、キャンプ場の周りをぐるぐる回って遊べます。
自転車のレンタルもある
自転車を持っていない場合は、自転車(マウンテンバイク)のレンタルもあります。
自転車のレンタル料金は、「4時間 500円」と「1泊 1000円」が選べます。
(3)川で水遊びできる
先述しましたが、キャンプ場の目の前にある川で水遊びができます。
夏にここで水遊びをすれば、暑さも吹き飛びます。
【良い点6】車でのアクセスが抜群
大安IC(東海環状自動車道)から15分
2019年3月に青川峡キャンピングパークに近い「大安インター」が開通しました。
大安インターから降りると、キャンプ場までたったの15分で到着します。
案内看板が多く、道に迷うことも無い
キャンプ場までの道のりは、幅広の舗装された道路が続きます。
山道などの細い道はなく、大きめの車でも安心です。
途中の分岐点には必ず案内看板が設置してあり、途中で迷うことはありません。
【良い点7】買い物施設が近い
車で10〜15分のところにスーパーやコンビニなど、複数の買物施設があります。
2泊以上キャンプ場に滞在するの場合は、食料品などの買物施設が近くにあると便利で助かります。
近くにあるスーパーマーケット
- スーパーセンター オークワいなべ店 (車で10分・6.6km)
- イオン大安店 (車で12分・8km)
- マックスバリュー北勢店 (車で11分・6.4km)
近くのコンビニエンスストア
- セブンイレブン いなべ阿下喜駅前店 (車で10分・5.5km)
- ローソン いなべ大安宇賀店 (車で10分・6km)
- ミニストップ いなべ阿下喜店 (車で12分・7.1km)
【良い点8】キャンプ道具のレンタルが豊富で安い
センターハウス内にある「レンタルルーム」には、キャンプ道具のレンタル品が充実しています。
キャンプ道具を全部忘れても大丈夫な品揃え
テントやタープ、バーナーやコンロ、シュラフ、ランタン、調理器具などキャンプに関するほぼ全てのキャンプ道具がレンタルでそろっています。
キャンプ道具を全部忘れてキャンプ場に到着しても(そんなこと有り得ませんがw)、大丈夫な品揃えです。
レンタル料金も格安
レンタル料金の例をあげると、ドームテントは3500円、シュラフは600円、コットは500円。どれも格安です。
初めての冬キャンプをする場合、電気カーペットや灯油ストーブをお試しでレンタルしてみるのもいいですね。
【良い点9】冬は無料でお湯が出る
サニタリー内の炊事場には有料でお湯がでる給湯器があります。
寒い季節には、この給湯器が無料で使用できるサービスがあります。
汚れた食器などの洗い物に、お湯が使えるのは本当に助かります(^^)
【おまけ】スノーピーク・モンベルカードなどで特典あり
スノーピーク・モンベル・ワイルド1・ユニフレームなどのメンバーズカードを持っていると以下の特典があります。
- チェックイン時刻 :14時〜 → 13時〜
- チェックアウト時刻:〜12時 → 〜13時
それぞれ1時間ずつ滞在時間が伸ばせるのはうれしい限りです(^^)
(GWなどの繁忙期や満サイトの場合は変更できません)